神戸アートビレッジセンター(KAVC)プロデュース公演 手話裁判劇「テロ」が10月5日から10日まで、兵庫・神戸アートビレッジセンター KAVCホールにて上演される。
これは、神戸アートビレッジセンターがプロデュースし、ピンク地底人 / ももちの世界の
今回ピンク地底人3号は、フェルディナント・フォン・シーラッハの「テロ」を、ろう者、聴者、視覚障害者などオーディションで選出されたさまざまなバックボーンを持つ俳優と立ち上げる。
上演に向けてウォーリーは「今回の『テロ』で彼らがやろうとしているのは、まさしく『見たことのない稽古場』を作ろうとしていること。それはきっと後世に語り継がれ、そして継続されていく大きな芸術的事業になるだろう。これは手話を使った演劇ではなくて、人と人が出会いわかりあうための演劇である。だからきっと『テロ』なのだ」とコメント。さらに「3号君の手腕が発揮されるのはいつも戯曲と演出と稽古場がひとつの解を導き出すことで、今回の作品はそこに社会というタームもまざり、これほどまでに複雑で今日的な演目はないと期待している。必見」と期待を寄せる。
またピンク地底人3号は、本作のあるセリフから「ろう俳優の山口文子が法廷で手話をしている映像が浮かんだ。その瞬間、この戯曲を私の手で演出しなければならないと強く思った」と言い、「本番まで、幾多のハードルを飛び越えねばならない。考えるだけで気が遠くなるが、オーディションで集まって下さった俳優、スタッフの皆さんと一緒なら大丈夫だろう。楽しんでいきたい」と意気込みを述べている。
神戸アートビレッジセンター(KAVC)プロデュース公演 手話裁判劇「テロ」
2022年10月5日(水)~10日(月・祝)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
原作:「テロ」フェルディナント・フォン・シーラッハ著 / 酒寄進一訳
演出:
出演:山口文子、石原菜々子、北薗知輝、木下健、古賀麗良、
※庄崎隆志の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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