Dm7プロデュース「リザンテラ」が、9月28日から10月2日まで東京・シアター711で上演される。
これは、映画監督の富田未来が初めて脚本・演出を手がける舞台作品。タイトルのリザンテラは、地下で花を咲かせる植物を指しており、劇中では富田自身の実体験をもとに、女性たちの青春の日々が描かれる。ある日カスミのもとに、学生時代に働いていたスナックの先輩・ユリの死を知らせる電話がかかってくる。カスミは、かつてユリに憧れを抱いていて……。
出演者には、大崎凛、
富田未来コメント
私が生まれた1990年代は、より厳しい少子化の現状が強く認識されるようにもなった時代。日本にも必ず貧困格差は存在しています。今時は「親ガチャ」とでもいうのでしょうか。社会を知る術は「自分自身」でしかありませんでした。
2010年頃の横浜のはずれ。裏路地の何軒も連なる飲み屋街に、1軒の古びたスナックがありました。そこで働く彼女たちは誰よりも魅力的で輝いていました。なぜなら、そこは自分たちで社会を知るためにたどり着いた唯一の場所だったからです。
生まれた街、家、環境はその人の人格、人生に大きく影響すると思います。変わりたいけど変われないものがあり、なりたくてもなれないものがあるなかで、あの頃の彼女たちを残したいと思い、この物語を届けたいと思います。
“リザンテラ”という花を見つけたときに、まさにこの物語の軸となる花だと感じました。
そして、素晴らしいキャストが集まってくれました。
楽しみにしていただけますと幸いです。
金井美樹 @k_mikitea
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