孫と祖母のふれ合い描く「4000マイルズ~旅立ちの時~」に岡本圭人・高畑淳子ら

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「4000マイルズ~旅立ちの時~」が、12月12日から28日まで東京・シアタークリエで上演される。

「4000マイルズ~旅立ちの時~」ビジュアル

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エイミー・ハーツォグ作「4000マイルズ~旅立ちの時~」は、2011年にアメリカ・ニューヨークのオフブロードウェイで初演された作品。久しぶりに再会した大学生レオと祖母ヴェラのふれ合いが描かれ、レオ役を岡本圭人、ヴェラ役を高畑淳子が演じる。また、レオのガールフレンド・ベック役を森川葵、中国系アメリカ人のアマンダ役を瀬戸さおりが務め、演出を上村聡史が手がける。

出演決定に際し、岡本は「僕が大好きなお芝居を通して、家族の愛、信頼することの大切さを確認することができる作品です」「演出の上村聡史さん、そして高畑淳子さん、森川葵さん、瀬戸さおりさんを含めた素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと共に作り上げ、皆様と劇場で共有出来る日を楽しみにしています」と意気込みを語った。

本作は東京公演ののち、来年1月7日から9日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、11・12日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、15日に香川・レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホールで上演される。東京公演のチケット販売は10月1日にスタート。

岡本圭人コメント

人生という旅を続けていると、時に現実から目をそむけたくなるような出来事に遭遇することもあります。僕がそんな経験をしたときには、いつも家族や友人に支えられて乗り越えてくることができました。初めて台本を読んだとき、僕は自分のおばあちゃんのことを思い出しました。子供の頃、僕を自転車の後ろに乗せて公園まで連れていってくれた思い出、おばあちゃんが作ってくれたご飯の味、誰よりも人の気持ちを考えるおばあちゃん。いつも何も聞かず、深い愛情でそっと僕を見守っていてくれたおばあちゃんは、ヴェラと同じでした。

「4000マイルズ」は僕が大好きなお芝居を通して、家族の愛、信頼することの大切さを確認することができる作品です。

エイミー・ハーツォグの綴る台詞は優しいユーモアと思いやりに溢れています。レオが、おばあちゃんと一緒に暮らしていくうちに、自分の問題と向き合い、解決し、成長していったように、僕自身もレオと一緒にヴェラを演じる高畑さんを支えられる存在になっていきたいと思います。

この作品を演出の上村聡史さん、そして高畑淳子さん、森川葵さん、瀬戸さおりさんを含めた素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと共に作り上げ、皆様と劇場で共有出来る日を楽しみにしています。

森川葵コメント

海外の戯曲で、シアタークリエで、そして上村聡史さんの演出ということで、嬉しい気持ちと大きなプレッシャーを感じています。本作の登場人物たちは、冷静に話しているように見えますが、発している言葉と抱いている感情が異なる部分があります。それぞれが平気なふりをしているけれど心の中では複雑な心境を抱いているところにおもしろみを感じました。

コロナ禍で人の気持ちを汲み取るのが難しい現代において、本作はどのように人と向き合っていくのかを考えるきっかけになる部分もあると思います。

瀬戸さおりコメント

出演が決まって、まずはとても嬉しかったです。アマンダは、若くて陽気で大きな野心を持った魅力的な役柄で、私自身が今までに演じたことのないキャラクターなので、挑戦できることが何より楽しみです。物語の中で、主人公のレオは3人の女性から影響を受けたり、影響を与えたりします。他の2人と比べると、アマンダの存在はレオの人生にとっては一瞬かもしれませんが、そんなアマンダが、レオにどんな影響を与え、またアマンダ自身も何を受け取るのか、稽古を通して探っていきたいと思っています。本作は人と人との関わりや、人と触れ合う大切さを改めて気づかせてくれる作品だと思います。

高畑淳子コメント

ヴェラという役は、台本を読むとたくさん喋るので大変だなと身構えておりますが、演出の上村さんとはいつかご一緒したいと思っておりましたので、今回実現してとても嬉しいです。

本作は、これから人生を模索するレオと、十分人生を模索してきた91歳のヴェラが、お互いを見守りながら人生と向き合って暮らすというドラマです。“おばあちゃんと若い人”という組み合わせは、これまでの数多くの作品を見ても、おもしろいドラマが生まれる最強の組み合わせだと感じています。

作品をご覧になった方が劇場を出られる際に、温かいものを持って帰っていただき、価値観の違う者同士が生きていかなければならない社会で、優しい気持ちになったり、お互いを見守り合えたりする、そんな作品になりましたら幸いです。

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「4000マイルズ~旅立ちの時~」

2022年12月12日(月)~28日(水)
東京都 シアタークリエ

2023年1月7日(土)~9日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

2023年1月11日(水)・12日(木)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

2023年1月15日(日)
香川県 レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホール

作:エイミー・ハーツォグ
翻訳:小田島恒志、小田島則子
演出:上村聡史

キャスト

レオ:岡本圭人
ベック:森川葵
アマンダ:瀬戸さおり
ヴェラ:高畑淳子

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じろさん(じろともトン) @jirotomoton

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