味方良介が「全部をかけて」挑む、最後のつかこうへい追悼公演「銀ちゃんが逝く」開幕

「十三回忌追悼公演 つかこうへいLonely 13 Blues」の「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」が、昨日7月8日に開幕した。

本公演は2010年7月10日に死去したつかこうへいの十三回忌に合わせて開催されるもので、“最後の追悼公演”として「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」と「初級革命講座 飛龍伝」が連続上演される。

両作の演出を手がける岡村俊一は、開幕に際し「未だに紀伊國屋ホールでは、つかこうへいの作品やっているという、事実を残せたことが何よりも喜びであり、誇りであると思っております」とコメント。「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」で倉岡銀四郎役を演じる味方良介は「倉岡銀四郎という人物はつかこうへいさん自身が投影されていると思っていて、演じる責任が最も大きくて重い役だと感じています。覚悟、全部をかけて、この作品を成功させたいなと、みなさんにお届けできたらいいなと思っております」と意気込みを語った。

「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」には味方のほか、石田明、北野日奈子、細貝圭、中本大賀（円神）、高橋龍輝、佐久本宝、河本祐貴、久保田創が出演し、公演は18日まで。その後、高橋龍輝、吉田智則、佐々木ありさ、久保田創が出演する「初級革命講座 飛龍伝」が、22日から25日にかけて同じく東京・紀伊國屋ホールで上演される。

※2022年7月19日追記：「初級革命講座 飛龍伝」は公演準備に万全を期すため、初日が7月23日に変更になりました。