神戸に移住した沖縄一家の物語、イッツフォーリーズ「てだのふあ」に普天間かおり

イッツフォーリーズのミュージカル「てだのふあ」プレビュー公演が9月2・3日に東京・ルネこだいら 中ホールで行われる。

灰谷健次郎の「太陽の子」をもとに、ラサール石井の脚本・作詞、鵜山仁の演出、吉田さとるの音楽で、イッツフォーリーズが2019年にミュージカル化した本作。劇中では1975年の神戸を舞台に、沖縄から移住し、沖縄料理店を営む夫婦とその娘・大峯芙由子の姿が描かれる。芙由子の母役で沖縄出身のシンガー・普天間かおりが出演するほか、芙由子役を初演からの続投となる星茜音、今回が初参加となる大村響叶がWキャストで務める。そのほかのキャストには劇団青年座の山野史人と嶋田翔平、劇団東京ヴォードヴィルショーの石井愃一とまいど豊らが名を連ねた。

本作はルネこだいら 中ホールのプレビュー公演後、静岡や近畿圏での公演が予定されている。詳細は続報を待とう。