「アナザー・カントリー」は劇作家ジュリアン・ミッチェルによって書かれた戯曲。1981年にイギリス・ロンドンのウエストエンドで初演され、1984年にはマレク・カニエフスカ監督により映画化された。物語の舞台は1930年代のイギリス。名門のパブリックスクール、ガスコイン・ハウスで、ガイ・ベネットは親友のトミー・ジャッドと共に寮生活を送っていた。ある日、寮生の1人が自殺を図り……。今回は上演台本・演出を
本日の囲み取材には鈴木勝秀、和田、鈴木大河、そしてヴォーン・カニンガム役の
和田と同じく外部初出演の鈴木大河は「不安もありましたが、同年代の共演者の方々に助けられてやってこられた」と稽古を振り返る。また鈴木大河は役作りについて「僕の役は共産主義者ということもあり、難しい単語や言い回しが多くて。僕にはもともと理屈っぽいところがありますが、普段の生活でも回りくどい口調になるくらい練習しました」と笑い交じりに述べた。
おかやまは「僕の役はとにかくよくしゃべる。そのスピードに自分の口がついていけるかどうか、真剣勝負です(笑)」と言い、「(若い俳優たちが)みんな稽古場でいろいろ話し合って作り上げていた。良い現場だなと思いましたね」とほほ笑んだ。
演出のこだわりを尋ねられた鈴木勝秀は「さらけ出す、という1点につきます」と答え、「当初はいろいろ舞台美術や小道具を用意するつもりでしたが、どんどん削っていきました。とにかく俳優を、この若者たちを観てほしい」とコメント。外部公演に初出演する和田、鈴木大河については「2人には『君たちが全力でやらないと、みんながついてこないぞ』と伝えましたし、実際に彼らは毎日全力だったので良かったなと。変に笑いを狙うようなことはせず、本気で“豪速球”だけを投げてもらっています」と語った。
鈴木勝秀のコメントを受け、和田は「僕には演技のテクニックや引き出しが全然なかったので、確かにひたすらストレートに“球”を投げています」とうなずく。また鈴木大河は「初めは正直『どうしたら良いんだろう』って思いました(笑)。戸惑いもありましたが、自由にいろいろ試せる環境を作っていただいてありがたかったですね」と思いを口にした。
最後に和田が「舞台が始まればもう、“初めての主演舞台”なんて言っていられません。全力でやりきりたいと思います。ぜひ楽しんでください!」と呼びかけ、囲み取材は終了した。
東京公演は7月3日まで。本作はその後7日から10日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、12・13日に福岡・キャナルシティ劇場でも上演される。
舞台「アナザー・カントリー」
2022年6月24日(金)~7月3日(日)
東京都 よみうり大手町ホール
2022年7月7日(木)~10日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2022年7月12日(火)・13日(水)
福岡県 キャナルシティ劇場
作:ジュリアン・ミッチェル
訳:北丸雄二
上演台本・演出:
出演:
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
#和田優希 ・ #鈴木大河 らが全力投球で“さらけ出す”「 #アナザー・カントリー 」幕開け-ステージナタリー
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舞台「アナザー・カントリー」
6/24㈮-7/3㈰ 東京
7/7㈭-10㈰ 大阪
7/12㈫-13㈬ 福岡
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