朗読劇「手紙~間宮家の34通~」が7月23日に東京・song & supper BAROOMで開催される。
本公演はメディアプラットフォーム・noteのnote創作大賞に入賞した熊田健大朗による「手紙~間宮家の34通~」を、ソニー・ミュージックエンタテインメントとフェイスが共同主催して朗読劇化するもの。劇中では、山口紗貴によるピアノの生演奏に乗せて、
熊田は朗読劇化にあたり、「【手紙】の持つ力を伝えたい、届けたいという想いで書き上げました。あえて朗読劇というカタチでお届けするこの作品。観劇後に一人でも多くの人が大切な人に手紙を送ろうかな……そんな風に思って頂ければ幸いです」とコメントした。
熊田のコメント全文、出演者のコメントは以下の通り。
熊田健大朗コメント
「手紙~間宮家の34通~」が朗読劇になるということで大変うれしく思っております。唐突ですが、皆さんが最後に手紙を書いたのはいつですか? ペンを取り机に向かい想いを綴る行為は面倒に感じてしまうかもしれません。ただ、手紙には整ったフォントでは決して表現することのできない"特別な想い"を込めることができます。秘めた恋心、口にしづらい感謝、ただただ自分が元気で過ごしているという報告、何でも構いません。僕の母は「私のところへ生まれてくれて、子供でいてくれて有難う」と手紙を通し中学生の僕に伝えてくれました。これまでこの言葉に支えられた瞬間がいくつもあり今でも僕の心にそっと寄り添ってくれています。この作品はそんな【手紙】の持つ力を伝えたい、届けたいという想いで書き上げました。あえて朗読劇というカタチでお届けするこの作品。観劇後に一人でも多くの人が大切な人に手紙を送ろうかな……
そんな風に思って頂ければ幸いです。
伊瀬茉莉也コメント
小さい頃、母との仲直りはいつも手紙でした。ドアの下の隙間から入ってくる手紙に私の心はほぐされ、何回かやり取りをするうちに自然と謝ることができました。手紙には想いを素直に受け取ることができる、届けることができる、不思議なパワーがあると思います。
織部典成コメント
デジタル社会の現代では便利なツールが溢れており、手紙を書くということが滅多に無くなってしまいました。相手を思いながら綴る手紙には、送り手の思いがあり受け取ったときの嬉しさがあります。今の便利な時代だからこそ、僕自身手紙をいただくと余計に胸に刺さるものがあります。本作は現代ではなかなかコミュニケーションツールとして使用しない手紙が主流の時代の心温まる作品です。お客さまが目を閉じるとその情景が浮かぶ様な素敵な空間となる様丁寧に演じたいと思います。
堰沢結衣コメント
私にはとても大切にしている手紙があります。小さい頃からの仕事仲間にもらった「絶対にどんなこともで乗り越えられる。自分を信じて頑張れ!」という内容の手紙です。何度も読み返しています。「形としていつまでも心に残る」そんな魅力が手紙にはあります。お芝居を見に来てくださった方の心に残るような作品になるよう頑張ります。是非、見に来てください。
朗読劇「手紙~間宮家の34通~」
2022年7月23日(土)
東京都 song & supper BAROOM
脚本・演出:熊田健大朗
作曲・演奏:山口紗貴
キャスト
※初出時、人名表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
桜 @Q0gtO43etrrfg
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