宝塚歌劇月組全国ツアー決定、月城かなとがブラック・ジャック＆鳳月杏は「ELPIDIO」主演

宝塚歌劇団月組の全国ツアー公演が発表された。

月城かなと、海乃美月が主演を務める「ミュージカル・ロマン『ブラック・ジャック 危険な賭け』─手塚治虫原作『ブラック・ジャック』より─」は、手塚治虫のマンガ「ブラック・ジャック」を、正塚晴彦のオリジナル脚本で送る作品。1994年に安寿ミラを中心とした花組にて上演された。今回の公演では、無免許ながら神業と称される腕を持つ天才外科医のブラック・ジャックに月城が扮する。また、月城と海乃のトップコンビお披露目公演として上演された「ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』」が全国ツアー版として登場。ファンキーでスウィンギーな世界が展開する。

公演は、11月18日から20日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、23日に新潟・新潟県民会館、25日から27日まで千葉・市川市文化会館、29日に高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール、12月1日に広島・広島文化学園HBGホール、3日から7日まで福岡・福岡市民会館にて。

また、鳳月杏が主演を務める「ミュージカル・ロマンティコ『ELPIDIO（エルピディイオ）』～希望という名の男～」の上演も明らかになった。謝珠栄が作・演出・振付を務める本作では、20世紀初頭のマドリードを舞台に、かつて死に直面しながらも命を取り留めた過去を持つ男・ロレンシオの数奇な運命が描かれる。

公演は11月21日から27日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、12月3日から11日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。