オフィスのカメラが労働者の自由奪う、“一望監視型プロレタリア暗黒喜劇”「BLOW & JOB」

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劇団不労社「BLOW & JOB」が、6月3日から5日まで兵庫・神戸アートビレッジセンター KAVCホールで上演される。

劇団不労社 第7回公演 KAVC FLAG COMPANY 2021-2022参加作品「BLOW & JOB」チラシ表

劇団不労社 第7回公演 KAVC FLAG COMPANY 2021-2022参加作品「BLOW & JOB」チラシ表

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本作は神戸アートビレッジセンターの年間プログラム「KAVC FLAG COMPANY 2021-2022」の参加作品。劇団代表の西田悠哉が作・演出を手がける今作は、劇団不労社による“集団暴力シリーズ”の最新作となる。

劇中では監視と権力にまみれた“ネオブラック企業”を舞台にしたマネーゲームが展開。突然オフィスの中央に設置されたカメラにより、労働者たちの姿は常に第三者の視線にさらされ続けることに。労働者の自由は奪われ、迫る納期の中で次第に狂気が加速していき……。チラシには“資本主義の犬と豚が戯れる一望監視型プロレタリア暗黒喜劇!”とキャッチコピーが記されている。

西田は「近年の本公演で取り組んできた、閉鎖コミュニティに内在する暴力性を描く『集団暴力シリーズ』の集大成を、是非とも劇場で目撃してください」とメッセージを送った。なお初日となる6月3日19:00開演回ではアフタートークが行われ、ゲストとして庭劇団ペニノのタニノクロウ、sundayのウォーリー木下が登壇する。

西田悠哉コメント

本作「BLOW & JOB」は本来昨年3月に上演予定のところ、

新型コロナウイルス感染症の影響により延期を重ね、

この度実に3度目となる上演機会をいただきました。

結果的に劇団としても過去最長の制作期間となっていますが、

変わりゆく社会情勢やその時々の空気を反映させつつ、

推敲と稽古を重ねながら着実にクオリティを上げています。

本作はブラック企業をモチーフとして、

オフィス空間にパノプティコン(一望監視装置)を導入することで、

演劇の根源的要素であり、我々の人格形成にも大きく関わる〈見ること・見られること〉に焦点を当てた、“ブラック”コメディとなっております。

近年の本公演で取り組んできた、閉鎖コミュニティに内在する暴力性を描く「集団暴力シリーズ」の集大成を、是非とも劇場で目撃してください。

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劇団不労社 第7回公演 KAVC FLAG COMPANY 2021-2022参加作品「BLOW & JOB」

2022年6月3日(金)~5日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール

作・演出:西田悠哉
出演:荷車ケンシロウ、むらたちあき、永淵大河 / 河上由佳、多田剛志、電電虫子、平川裕作、松田義顕、森岡拓磨、吉田凪詐

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読者の反応

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しみずぱる @harukaze28gou

衣装でお邪魔している不労社さん、明日からです👔

昨年監視カメラのあるタイプのブラック企業に騙されてブッ倒れた身としても、あるあるが過ぎて要所要所で心臓がギュッとなります(いい意味で)

ゲネプロ360°配信もあるそうです。
あわせて、是非💥 https://t.co/hS7WiB01GD

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