これは、有楽町アートアーバニズム YAU(ヤウ)の一環で倉田が、東京の大手町・丸の内・有楽町エリアで働く人々へのインタビューと、ワークショップ「大手町・丸の内・有楽町で働く人たちとパフォーマンス? ダンス? 演劇?をつくるためのワークショップ」を経て創作したパフォーマンス作品。
倉田は、公演を終えて「結局私は、人のことを枠では見れないのだと思います。例えば、『一流企業のビジネスマン』と背中に書かれたただの人がそこにいる。みんな、楽しいし苦しいし泣くし笑う。そうしてあなたを生きてる。本当に短い期間ではありましたが、彼らとのクリエイションは、もしかしたら、枠の中に紛らせて見えないようにしていたものをわざわざ見にいくような作業であったかもしれません。今日まで本気で『私の仕事』に付き合ってくれた、明日もそれぞれの仕事に向かう出演者たちとの出会いに心より感謝しています」と述べた。
倉田翠コメント
大手町、丸の内、有楽町、東京の中心地で働く人たちのことを、私はこれまでどのようにイメージしていただろうか。今は、それが思い出せないほどに、彼らとの時間とこの場所が私の中にくっきりとある。
結局私は、人のことを枠では見れないのだと思います。
例えば、「一流企業のビジネスマン」と背中に書かれたただの人がそこにいる。
みんな、楽しいし苦しいし泣くし笑う。そうしてあなたを生きてる。
本当に短い期間ではありましたが、彼らとのクリエイションは、もしかしたら、枠の中に紛らせて見えないようにしていたものをわざわざ見にいくような作業であったかもしれません。
今日まで本気で「私の仕事」に付き合ってくれた、明日もそれぞれの仕事に向かう出演者たちとの出会いに心より感謝しています。
倉田翠「今ここから、あなたのことが見える / 見えない」
2022年5月22日(日)※公演終了
東京都 新国際ビル 2F
演出・構成:
出演:幾山靖代、石田悠哉、
※初出時、内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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