ウォーキング・スタッフ プロデュース「リターン THE RETURN」が、去る5月14日に東京・小劇場B1で開幕した。
これは、オーストラリアの劇作家レジ・クリッブによる戯曲「THE RETURN」を、
和田は、かつて翻訳物に苦手意識があったことを告白しつつ「なんでみんなそんな難しいことに手を出すのだろう……理由は簡単で、戯曲として良く出来ているものが多いから。そうでなければ日本にまで評判は聞こえてこない。私も結局、戯曲の良さに惹かれ今まで何本か翻訳物を手がけてみた。恐れていた通りとても大変だった。でも何とかその違和感を乗り越えていく作業を重ねると、戯曲の持っている力を感じて、自分の能力を超えた物を創れそうな気がしてくる。今は、昔抱いてたほどの苦手意識は無くなった。有り難いことに訳者の佐和田先生は、翻訳物であっても出てくる人間が日本語で会話しているのと変わらぬ、生きてやり合ってる作品を目指したい、そんな考え方をよく理解してらっしゃる方で、いろいろアドバイスをいただき、自分でも原文も読み直し(辞書に頼りっきりです)、稽古場で役者が会話しているのを観ながら徐々に修正を加え、自分らしい作品にするべくジタバタすることが出来たと思っています」とコメントした。
上演時間は約1時間40分で、公演は5月22日まで。
ウォーキング・スタッフ プロデュース「リターン THE RETURN」
2022年5月14日(土)~22日(日)
東京都 小劇場B1
脚本:レジ・クリッブ
演出:
訳者:佐和田敬司
出演:
アルファエージェンシー @alpha_agency
#石田佳央 #長村航希 「リターン」劇場に、目撃にいらしてください!
和田憲明、「リターン」開幕に「自分らしい作品にするべくジタバタすることが出来た」(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/2S3bW22kdj