オフィスリコプロダクション「白い病」が6月18・19日に東京・シアター風姿花伝にて上演される。
カレル・チャペック作の本作は、戦争目前の世界で突然流行した未知の疫病である“白い病”を描いた作品。演出を
翻訳を手がけた東京大学准教授の阿部賢一は上演に向けて、「チャペックの戯曲『白い病』は、第二次世界大戦前夜の1937年に発表された。新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた2020年春、『パンデミック』を描く作品の先見性に衝撃を受け、私はこの作品を訳出しはじめた。だが2022年2月24日以降、ふたたび衝撃を受けることとなった。独裁者による「戦争」を描く本作の設定が現実のものとなったからである。それゆえ、今回の上演は、この作品の意義を考えるまたとない機会となるだろう」とコメントした。
出演者には
オフィスリコプロダクション「白い病」
2022年6月18日(土)・19日(日)
東京都 シアター風姿花伝
作:カレル・チャペック
翻訳:阿部賢一
演出:
出演:
岩波文庫編集部 @iwabun1927
「だが2022年2月24日以降、ふたたび衝撃を受けることとなった。独裁者による「戦争」を描く本作の設定が現実のものとなったからである」と上演に向けて訳者の阿部賢一さんもコメント!
カレル・チャペック作『白い病』( https://t.co/ErvQMuKhOZ )を予習にぜひ! https://t.co/pgoSjYW14Z https://t.co/OwIg6UFB69