タカハ劇団「ヒトラーを画家にする話」キャスト決定、名村辰・芳村宗治郎・渡邉蒼ら

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タカハ劇団「ヒトラーを画家にする話」のキャストが決定した。

タカハ劇団「ヒトラーを画家にする話」チラシ

タカハ劇団「ヒトラーを画家にする話」チラシ

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このたび出演が明らかになったのは、名村辰、芳村宗治郎、渡邉蒼犬飼直紀川野快晴山崎光、重松文、異儀田夏葉、砂田桃子、結城洋平柿丸美智恵金子清文有馬自由。合わせて、チラシビジュアルも公開された。

高羽彩が作・演出を手がける「ヒトラーを画家にする話」は、ひょんなことから1908年のオーストリア・ウィーンにタイムスリップした3人の美大生の物語が描かれる。3人は、ウィーン美術アカデミーの受験を控えたアドルフ・ヒトラーと出会い……。高羽は「今作では、芸術が人間を動かす恐ろしく強大な力とその限界について思い馳せました。そして、コロナ禍で活動の場を奪われてしまった学生たちにも思いをはせ、劇中では彼らに、歴史の当事者になってもらうことにしました。今まさに煌めいている彼らの才能と、舞台上で渦巻く虚構と現実を、是非劇場で目撃してください」とコメントした。

公演は7月20日から24日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて。チケットの販売は、6月11日10:00にスタート。

高羽彩コメント

高羽彩

高羽彩[拡大]

芸術を愛する人はいい人だ、となんとなく思ってしまうのは私自身が芸術に親しみを感じているからなんでしょうが、当然、芸術を愛する人にも悪人はいる訳で(もちろん私自身も善人などではなく)。演劇にせよその他芸術にせよそれを作り出すのはいつだって人間のはずなのに、なぜその芸術を愛する人々が時に人をひどく傷つけてしまうのでしょうか。

「芸のためなら女房も泣かす」なんて古い言葉が示すように、時に芸術の価値は人間より上位に置かれることがあり、その価値の逆転が何によってもたらされるのかずっと不思議でした。

今作では、芸術が人間を動かす恐ろしく強大な力とその限界について思い馳せました。そして、コロナ禍で活動の場を奪われてしまった学生たちにも思いをはせ、劇中では彼らに、歴史の当事者になってもらうことにしました。今まさに煌めいている彼らの才能と、舞台上で渦巻く虚構と現実を、是非劇場で目撃してください。

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タカハ劇団「ヒトラーを画家にする話」

2022年7月20日(水)~24日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

作・演出:高羽彩
出演:名村辰、芳村宗治郎、渡邉蒼犬飼直紀川野快晴山崎光、重松文 / 異儀田夏葉、砂田桃子、結城洋平柿丸美智恵 / 金子清文有馬自由

※山崎光の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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※2022年7月18日追記:7月20日公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。また砂田桃子が降板し、代わり高羽彩が出演します。
※2022年7月19日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で全公演中止になりました。

読者の反応

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Ryoko Ota @Ryokocriedwolf

おもしろそう、って思ったら結城さんが出る!行きたいな、メモ✍️(結城さんは、現在ゴジゲンの劇「かえりにち」にでていらっしゃいます) https://t.co/orZzDPuKFs

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