第16回日本ダンスフォーラム賞の授賞式が、去る4月9日に東京・スパイラルルームで行われた。
日本ダンスフォーラム賞は、日本におけるコンテンポラリーダンスの“年間賞”。第16回となる今回は、日本ダンスフォーラム大賞を
伊藤は「海外に渡り20年後、自分の実力がヨーロッパだけではなく、日本でも認識されるのは、とてもありがたい。何かの出発点であると思う。これから、コンテンポラリーダンスの次の世代を作っていきたい」と喜びを表現。
橋本は「今回の受賞は、きっと易しくはないであろうこれからの私の創作の道を歩むための背中を押し、時に励ましてくれる存在になると感じています。この出来事を喜ぶとともに、決してこれにもたれかからぬよう、より良い作品制作のための勉強と準備を続けます」、横山は「芸術は、観念から引き離し、自然などのわからないものたちに近づけてくれる力があるように思います。生身の身体で、踊る以外ではなり得ないというものにこだわり続けたい。まだまだですが、魂の宿る踊りを生涯探し踊り続けたいです」と語った。
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