「THE 39 STEPS」の製作会見が本日4月8日に東京都内で行われ、出演者の
「THE 39 STEPS」は、ジョン・バカンの小説「三十九階段」とアルフレッド・ヒッチコックが監督した映画「
タンクトップにストライプのパンツを身につけた男性陣と、ロングキャミソールを着用したソニンが登場すると、報道陣から笑い声が上がる。薄手の格好で現れたキャスト陣は「クラウンは135役を演じ分けるから、衣裳がたくさんあって選べないんです。それならもうこの格好で(会見を)やっちゃおうってことになって」「下着姿で会見に出るなんて初めてですよ!」「寒い! 本当に寒い!」とそれぞれの思いを口にした。
本作が初の単独主演作となる平方が「このような機会をいただけて、とてもありがたいです。これまでのご恩をお返しできるように、気持ちを込めて臨みたい」とあいさつすると、平方と共演経験のあるソニンが「『THE 39 STEPS』は、今まで見たことがない平方元基の要素が詰まっている作品だと思います!」とアピールし、会場を盛り上げる。続けて平方は、楽しくもハードな稽古に言及し、「稽古5日目にしてもう2幕まで動きがついていて……今はまだセリフや動きを覚えるのに必死なんですけど、皆さんに楽しんでもらえるような“ハイパーコメディ”になると思うので、どうぞご期待ください」と期待をあおった。
ソニンは「みんな、一切はけないでずっと舞台上にいるから大変なんですよ!」と嘆きつつも、「今までに観たことがないようなステージになるのでは。4人の役者魂を見せつけたいと思います!」と気合い十分な様子。2011年上演「喜劇『ハムレット』&悲劇?『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』」以来の舞台出演となるあべは「前回の舞台で妻(高橋愛)と出会って……そのまま……」と得意げな表情を浮かべ、共演者の笑いを誘う。また、「『THE 39 STEPS』から、カメレオン俳優としての役者人生がスタートします。この作品を通して自分自身も進化していきたいですし、皆さんも笑顔にできればと思います」とユーモアを交えて意気込みを語った。
ウォーリーが代表を務めるsundayの一員である小松は、ウォーリーの演出に慣れているが故に、“すぐにアイデア出しをしてしまう思考回路”になっているそうで、あべや平方から「小松さんが新しいアイデアを思いつくから、どんどん役が増えていく」「小松さん、自分で自分の首を絞めてますよね?(笑)」とツッコまれてしまう。小松は共演者たちからのコメントに大笑いしながら、「まだ稽古が始まったばかりではあるんですが、このチームで本当に良かったと思います。平方くんは『この人を引き立たせてあげたい』と思える魅力がある人だし、あべさんはお兄さん的なポジションで座組を支えてくれているし、ソニンさんは役作りを見ているだけで身が引き締まるような思いになるし……この4人で、シアタークリエを今まで見たことがない“遊び場”にします!」と意欲を見せた。会見はその後も和やかな様子で進行し、笑顔あふれるクロストークが展開された。
「THE 39 STEPS」の公演は5月1日から17日まで東京・シアタークリエにて。
「THE 39 STEPS」
2022年5月1日(日)~17日(火)
東京都 シアタークリエ
脚色:パトリック・バーロウ
原作:ジョン・バカン作「三十九階段」
原作映画:アルフレッド・ヒッチコック監督「
ITVグローバル・エンターテインメントの許諾による
翻訳:小田島恒志
上演台本・演出:
音楽:ザッハトルテ
出演:
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小松利昌 @shokunin777
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