劇団あはひ「光環(コロナ)」開幕、大塚健太郎「『あなた』に向けてこの作品を上演します」

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劇団あはひ「光環(コロナ)」が、4月6日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて開幕した。

劇団あはひ「光環(コロナ)」より。(撮影:前澤秀登)

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劇団あはひ「光環(コロナ)」より。(撮影:前澤秀登)

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劇団あはひ「光環(コロナ)」より。(撮影:前澤秀登)

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これは、大塚健太郎が作・演出を担う2作品「流れる」「光環(コロナ)」を同時期上演する企画。「光環(コロナ)」は、エドガー・アラン・ポーの小説「盗まれた手紙 The Purloined Letter」を題材に、昨年上演された「Letters」を下敷きにした新作となる。出演者には古瀬リナオ、安光隆太郎渋谷采郁、松尾敢太郎が名を連ねた。なお本公演は、東京芸術劇場が若手の劇団と提携公演を行うプロジェクト・芸劇eyesの一環として行われる。

劇団あはひ「光環(コロナ)」より。(撮影:前澤秀登)

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劇団あはひ「光環(コロナ)」より。(撮影:前澤秀登)

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「光環(コロナ)」について、大塚は「コロナ禍のステイホームで感じたのは、本来ならばあのまま続いていたはずの日常が失われてしまったのではないか、という、ぼんやりとした得体の知れない不安でした。本来なら起こるべきだったことが起こらないまま、失われてしまった可能性はもう二度と取り戻すことはできないまま、しかし世界は続いていってしまっている。これはわたしが、わたしの中のそんな未練を鎮めるために書いたきわめて個人的な作品です。でも、2020年と2021年の『4月20日』を『ともに、ひとりで』経験した皆さんとなら、きっとこの作品を共有することができると信じています。そしてもし、そんなことが本当に可能だったなら、きわめて個人的で限定的なこの作品は、それらの要素を内包したその姿のままで、普遍性を勝ち取ることができるのかもしれない。だからわたしは、語りかけることのできる『あなた』に向けて、この作品を上演します」とコメントした。

「光環(コロナ)」の上演は10日まで。

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芸劇eyes 劇団あはひ「流れる」と「光環(コロナ)」

2022年4月3日(日)~10日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

「流れる」

作・演出:大塚健太郎
出演:上村聡、中村亮太、鶴田理紗、踊り子あり、古瀬リナオ

「光環(コロナ)」

作・演出:大塚健太郎
出演:古瀬リナオ、安光隆太郎渋谷采郁、松尾敢太郎

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