お化け屋敷に配属された社員が見たものは…加藤将主演の劇団ホチキス「うらめしブギ」が幕開け

劇団ホチキス「うらめしブギ」が昨日3月18日に東京・あうるすぽっとで開幕した。

米山和仁が脚本・演出を務める本作は、劇団ホチキスの第45回公演。遊園地ドリームパークに入社した南雨祈は、パークで最も人気のないアトラクションであるお化け屋敷・ホラーハウスに配属されてしまう。怖いものが苦手な南雨は、恐る恐るホラーハウスに足を踏み入れるが、そこにはお化け愛にあふれた3人のお化けマニアによる奇妙な世界が広がっていて……。

本作では加藤将が主演を務め、そのほかの出演者に伊藤優衣、小玉久仁子、齋藤陽介、内村理沙、山本洋輔、すぎやまみやび、柚来しいな、山崎雅志、高木俊が名を連ねる。上演時間は約1時間50分。公演は3月27日まで。米山のコメントは以下の通り。

米山和仁コメント

エンターテインメントの世界に限らず、この2年、コロナによって世界が激変してしまいました。そんな中、劇団としてどんな作品をお客様に届けるべきか、悩んだ末に出た答えは、「今こそ舞台の持つ楽しさが詰まった作品を作ること」でした。

そこでテーマに選んだのは「お化け屋敷」。子供の頃、夏祭りにはいつも、神社の広場に移動式のお化け屋敷が出ていました。姉と一緒に恐々入ったお化け屋敷。手作り感満載なのに十分怖くて、でもどこかワクワクしたあの時の気持ちを舞台の上に再現したら、舞台の楽しさをより引き出すことができるのではないか。と考えたのです。舞台に触れた事のないお客様にも、きっと楽しんでいただける娯楽作に仕上がっております。皆様お誘い合わせの上、ぜひ劇場に足を運んでいただければ幸いです。