ソノノチが愛媛県東温市で滞在制作した「風景によせて2021」、企画展も開催

ソノノチ 風景演劇プロジェクト「風景によせて2021 かわのうち あわい」が3月26・27日に愛媛・惣河内神社、及びその周辺にて上演される。

本作は、愛媛県東温市で行われるアーティスト・イン・レジデンス企画「とうおんアートヴィレッジフェスティバル2021」参加作品。ソノノチは東温市の中山間地域で約1カ月滞在制作を行い、河之内地区の神社と棚田の風景を舞台に、パフォーマンス作品を立ち上げる。

上演に向けて構成・演出を手がける中谷和代は「この作品は元々、昨年9月に上演予定でしたが、コロナウイルスの影響で滞在と上演の両方が延期となり、今年3月にようやくの上演となります。（そのため、タイトルは『風景によせて2021』となっています。）」「『やっと（上演）なんですね。』『待っていましたよ。』と地域の方にお声がけをいただき、寒い冬を越えて雪解けを待ち、時間をかけて準備してきたことが、これから少しずつ花開くようなありがたい心地がして、それが、春に向けて準備をする河之内の風景のイメージと重なりました。この間、コロナの複雑な状況の中、上演を受け入れて下さった地域の皆さま、様々な調整を続けて下さった東温市関係者の皆さま、また関連団体の皆さまに、心よりお礼を申し上げます」と思いを語っている。

なお関連企画として、「『風景によせて2021 かわのうち あわい』もうすぐ展」が3月31日まで愛媛・横河原ぷらっとHOMEにて開催されている。