宝塚歌劇星組の全国ツアー「モンテ・クリスト伯」、極美慎主演のバウホール公演も

宝塚歌劇星組「ミュージカル・プレイ『モンテ・クリスト伯』」「レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante（グラン カンタンテ）!!』」の全国ツアーが、9月1日から21日まで行われる。

「ミュージカル・プレイ『モンテ・クリスト伯』」は、デュマの小説を原作にしたミュージカル。19世紀初頭のフランスで、若き航海士エドモン・ダンテスは、身に覚えのない罪を着せられ孤島の牢獄に収監される。長い年月をかけて脱獄を果たした彼は、モンテ・クリスト伯爵と名乗って復讐を開始し……。宝塚歌劇では2013年に宙組で初演され、今回は礼真琴と舞空瞳を中心とした星組が同作に挑む。脚本・演出を手がけるのは石田昌也だ。

「レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante（グラン カンタンテ）!!』」は、藤井大介が作・演出を手がけるレビュー作品。スペインの伝統的な祭りをテーマに、スペインにまつわる名曲の数々とスパニッシュダンスが披露される。

また宝塚歌劇星組では、9月8日から19日まで兵庫・宝塚バウホールで極美慎主演のミュージカル「ベアタ・ベアトリクス」を上演。熊倉飛鳥が作・演出を担う同作では、19世紀半ばのイギリスを舞台に、画家であり詩人でもあるロセッティの、波乱の人生が描かれる。なお本作は、熊倉の宝塚バウホールデビュー作となる。

※2022年9月20日追記：「ミュージカル・プレイ『モンテ・クリスト伯』」「レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante（グラン カンタンテ）!!』」の9月13日から18日までの公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。