「辻村深月シアター」が、5月20日から29日まで東京・サンシャイン劇場、6月4日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場で開催される。
これは、辻村深月の小説を原作に、
「辻村深月シアター」の開催に向け、成井のコメントが到着。成井は「かがみの孤城」上演時に、辻村から直々に「ぼくのメジャースプーン」を舞台化してほしいと頼まれたことを明かし、「『ぼくのメジャースプーン』は私も大好きな作品でしたし、作者本人に頼まれるなんて、演出家冥利に尽きる!『喜んで!』と答えると同時に、構想に着手。わずか2年弱で実現の運びとなりました」と経緯を話す。
また「『かがみの孤城』の主人公は中学1年生の少女・こころ。『ぼくのメジャースプーン』の主人公は小学4年生の少年・ぼく。 どちらも幼い主人公が、絶望的な状況に陥りながら、歯を食いしばって耐え抜き、明日に向かって歩き出す物語。今という時代に生き辛さを感じている人にこそ見てほしい。 きっと大きな励ましになるはずです。ご来場を心からお待ちしています」と述べた。
チケットは、東京公演が4月16日、新潟公演が4月中旬に販売開始を予定している。
成井豊コメント
「かがみの孤城」は、辻村深月さんが2017年5月にポプラ社から出版し、その年の本屋大賞を受賞した傑作です。私はこれを2020年8月に舞台化し、圧倒的な好評をいただくことができました。
実はその時、辻村さんから、「今度は『ぼくのメジャースプーン』を成井さんの手で舞台化してください」と言われました。「ぼくのメジャースプーン」は私も大好きな作品でしたし、作者本人に頼まれるなんて、演出家冥利に尽きる!「喜んで!」と答えると同時に、構想に着手。わずか2年弱で実現の運びとなりました。
そこで、2年前の初演を見逃した方々のために、「かがみの孤城」の再演も決定。
新作と再演の二本立て公演となりました。
「かがみの孤城」の主人公は中学1年生の少女・こころ。
「ぼくのメジャースプーン」の主人公は小学4年生の少年・ぼく。
どちらも幼い主人公が、絶望的な状況に陥りながら、歯を食いしばって耐え抜き、明日に向かって歩き出す物語。
今という時代に生き辛さを感じている人にこそ見てほしい。
きっと大きな励ましになるはずです。ご来場を心からお待ちしています。
「辻村深月シアター」
2022年5月20日(金)~29日(日)
東京都 サンシャイン劇場
2022年6月4日(土)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
舞台「かがみの孤城」
原作:辻村深月「かがみの孤城」(ポプラ社)
脚本・演出:
出演:
舞台「ぼくのメジャースプーン」
原作:辻村深月「ぼくのメジャースプーン」(講談社)
脚本・演出:成井豊
出演:田中亨、岡田達也、澤田美紀、原田樹里、稲田ひかる、森めぐみ、山本沙羅、池岡亮介、田中のぶと、田野優花
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成井豊が辻村深月「ぼくのメジャースプーン」を初舞台化、「かがみの孤城」再演も
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