「新・三国志」ビジュアル完成、関羽役の市川猿之助「インパクトがあってかっこいい」

3月に東京・歌舞伎座で上演される「三月大歌舞伎」第1部「三代猿之助四十八撰の内『新・三国志』関羽篇 市川猿之助宙乗り相勤め申し候」の特別ビジュアルが公開された。

このたびお披露目されたのは、市川猿之助扮する関羽、市川中車扮する張飛、市川笑也扮する劉備、そして、本公演をもって市川青虎を襲名する市川弘太郎扮する諸葛孔明が並んだビジュアル。タイトル文字は、アートディレクションを担当した東學が書き下ろしたもので、中央には、キーワードである“夢見る力”というワードがつづられている。このデザインを見た猿之助は「前回の横尾忠則先生をどこか彷彿とさせるのも、『新・三国志』が継承されていて嬉しい。きっとスタッフもテンション爆上がり！で創ったね。インパクトがあって、かっこいいビジュアルです」とコメントした。

「新・三国志」は、1999年に3代目市川猿之助（現：市川猿翁）がスーパー歌舞伎として初演し、続編も制作された作品。今回の「新・三国志」では、横内謙介が脚本、横内と当代猿之助が演出を担い、関羽に焦点を当てた“関羽篇”が展開される。「三月大歌舞伎」は3月3日から28日まで。

なおステージナタリーでは、現在歌舞伎座で上演されている「二月大歌舞伎」の特集を展開している。