「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」が、本日2月18日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕した。
「六本木歌舞伎」は、2015年に同会場でスタートした公演。第4弾となる今回は、「白浪五人男」の通称で知られる「青砥稿花紅彩画」を題材として取り上げる。今井豊茂が脚本、
海老蔵は「現代社会に生きる戸塚さんが、その満たされない部分を、江戸に生きる人々から学んでいくお話なのですが、『これは戸塚さんの夢の中!?』と不思議な感覚になる作品になっています」と本作の内容を解説しつつ、「前作まではアドリブをたくさん入れていましたが、今回アドリブはほぼ入れません! 『六本木歌舞伎』も4回目、感染対策も万全ですので安心して劇場にお越し下さい」と観客に呼びかける。
戸塚は自身の役どころについて、「僕は六本木でお宝を盗む泥棒です! 悪い役です(笑)。突然、江戸時代からの声が聞こえて、タイムリープしてしまうという役どころです。アクロバットもちょっと披露します!」と説明。「これまでもジャニーズから歌舞伎の世界へ交ざることもありましたが、僕も次に繋いでいけるようにしっかりと自分の勤めを果たしたいと思います。六本木で観られる歌舞伎をお見逃しなく!」とアピールした。
上演時間は休憩ありの約2時間10分。東京公演は3月6日まで行われ、その後、福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール、大阪・フェスティバルホールでも上演される。
市川海老蔵コメント
現代社会に生きる戸塚さんが、その満たされない部分を、江戸に生きる人々から学んでいくお話なのですが、「これは戸塚さんの夢の中!?」と不思議な感覚になる作品になっています。
新しい試みも取り入れていますが、古典の通し狂言をベースにしています。実は古典の方が新しいのではないか、とその奥深さを改めて感じています。
稽古場での戸塚さんは、いい意味でフラットでしたね。目の前にあるものを分け隔てなく受け入れ、貧欲に吸収されていました。
前作まではアドリブをたくさん入れていましたが、今回アドリブはほぼ入れません!
六本木歌舞伎も4回目、感染対策も万全ですので安心して劇場にお越し下さい。
戸塚祥太コメント
今回僕は六本木でお宝を盗む泥棒です! 悪い役です(笑)。突然、江戸時代からの声が聞こえて、タイムリープしてしまうという役どころです。アクロバットもちょっと披露します! バク転も実は久しぶりなんです(笑)。
歌舞伎の稽古場は、稽古がすでに本番という感じで、僕としては稽古のための稽古が欲しかったくらいです(笑)。
今は、歌舞伎ならではのスピード感と歌舞伎の伝統を肌で感じております。これは僕の財産です。
海老蔵さんはまさに歌舞伎の歴史です! 贅沢なことに見得を切る姿を間近で拝見して、「写楽の役者絵みたい!!」と興奮しました。
僕はこの「六本木歌舞伎」に初参加となります。これまでもジャニーズから歌舞伎の世界へ交ざることもありましたが、僕も次に繋いでいけるようにしっかりと自分の勤めを果たしたいと思います。六本木で観られる歌舞伎をお見逃しなく!
「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」
2022年2月18日(金)~3月6日(日)
東京都 EX THEATER ROPPONGI
2022年3月11日(金)~13日(日)
福岡県 福岡サンパレス ホテル&ホール
2022年3月18日(金)~21日(月・祝)
大阪府 フェスティバルホール
脚本:今井豊茂
演出:
監修:
出演:
※2022年3月16日追記:大阪公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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中村 福助 official @fukusuke9th
おめでとうございます❤️🩹 戸塚祥太が泥棒に!市川海老蔵ら出演「六本木歌舞伎2022」本日幕開け(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/MzkLInSqhO