母かもしれない大きな卵は…fukui劇が“家族の再生と瓦解”描く「母孵ル、」

fukui劇「母孵ル、」が、2月23日から27日まで東京・劇場MOMOで上演される。

「母孵ル、」は、家を出た娘とその家族の再生と瓦解を描いた物語。結婚のあいさつのため、10年ぶりに帰郷した主人公・奈美子は、実家の居間で大きな卵と遭遇する。その卵は、奈美子が家を出ていったあと、失踪した母に代わるように裏庭で見つかったらしく……。

作・演出を福井しゅんやが担当。公演はWキャスト制で、Aキャスト公演では舞台が奈良、Bキャスト公演では舞台が茨城となる。なお、本作は一部過激な表現を含むため、15歳未満は入場不可となっている。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。