山奥のコテージを舞台にした本作では、大学時代の友人である男女4人の物語が展開。佐伯冬香と花澤千秋がパーティーの準備を進める中、春日恵輔と江夏祥太郎は屋根裏でカバンの整理をしていた。江夏の告白により、春日はある感情を抱くようになって……。劇中では、主人公の春日役を
開幕に際し、佐藤は「ロマンスとミステリがくっついているので、とんでもないことになっていると思いますし、とんでもない作品が出来ました(笑)」と手応えを見せつつ、「千秋楽まで、役者4人と全スタッフ、そして毎日お越しくださるお客さまとともに、この『告白』という舞台を成長させ、最終的に素敵な作品に仕上がってくれるといいなと思います」とコメント。谷は「劇場を出る時に『すごいものを観た』『上質な作品を観られてよかった』と感じていただけたら嬉しいです」と観客にメッセージを送った。
上演時間は上演時間は約1時間40分。公演は2月4日まで。
谷佳樹 コメント
4人芝居のこの密室劇を、年末年始かけて、稽古をしてきました。ワンシチュエーションの中、我々の会話で物語が展開していきます。4人しか登場しない物語だということもあり、本来ならば俳優同士がコミュニケーションを密に取るところから稽古が始まるのですが、このご時世ですので、稽古場でプライベートな会話をほとんどせず、役で喋ることの方が断然多かったんです。でも限られた会話の中で、LINEなどを使ってコミュニケーションをとって、お互いを信頼し、初日を迎えることができました。引き続き、お互いを信じて、集中して、会話のパスをつないで作品を作っていけたらと思います。お客さまが劇場を出る時に「すごいものを観た」「上質な作品を観られてよかった」と感じていただけたら嬉しいです。
松島庄汰 コメント
ソーシャルディスタンスはもちろん保っているのですが、客席が近いです! こういうサイズ感の劇場で芝居をしたことが僕はないので、芝居に集中しなくてはいけなくても、どうしても客席が目に入ってきます(笑)。しかも客席が2面という変形のステージ。そういう意味でもお客さまに楽しんでいただけるものになっていると思います。芝居をより身近に感じていただける作品ですので、ぜひ劇場にお越しください。
綺咲愛里 コメント
この空間でお芝居することにワクワクしています。今、この4人でしか作り上げられないこの空間を大事にし、そして皆さんと関われることを大切にしながら演じていきたいと思います。千秋楽まで、先輩方にしっかり食らいついて、精進していけたらと思います。
吉本実憂 コメント
私は4年ぶり2度目の舞台出演ですが、ストレートプレイは初めてですし、4人芝居ももちろん初めて。皆さんにアドバイスをいただきながら稽古をしてきました。この作品は4人のキャッチボールが本当に大事。お客さまとの距離が近いのですが、いい意味でお客さまのことは気にせず、4人で芝居をすることに集中できたらと考えています。そのことが、観る方にとってリアルな感情を受け取っていただけることに繋がると思います。ぜひ観にいらしてください。
佐藤アツヒロ コメント
原案・構成・演出を担当しました。この浅草九劇という劇場は、僕は何度も出演していて、この“究極な空間”がすごく大好きなんです。この空間でやるならば、それに似合うのはミステリだろうと、そしてそこに僕が一番好きなロマンス、恋愛を混ぜて、ひとつの作品に仕上げました。ロマンスとミステリがくっついているので、とんでもないことになっていると思いますし、とんでもない作品が出来ました(笑)。千秋楽まで、役者4人と全スタッフ、そして毎日お越しくださるお客さまとともに、この「告白」という舞台を成長させ、最終的に素敵な作品に仕上がってくれるといいなと思います。今回はピアノとドラムが入り、生演奏で一緒にこの舞台を作り上げているので、そこも楽しみにしてほしいです。そして原案も務めた身としては、これが映画化やアニメ化されたら嬉しいなと思っています(笑)。まずは舞台版がここからスタートします!
「告白」
2022年1月18日(火)~2月4日(金)
東京都 浅草九劇
原案・構成・演出:
上演台本:吉崎崇二
音楽:堀倉彰
出演:
演奏:堀倉彰、渡邊シン
※吉崎崇二の「崎」は立つ崎が正式表記。
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谷佳樹ら出演「告白」開幕、佐藤アツヒロが手応え「とんでもない作品が出来ました」(舞台写真 / コメントあり)
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