演劇集団 円、2022年に「ピローマン」「キレイちゃんとけだもの」内藤裕子の新作を上演

演劇集団 円の2022年の公演レパートリーに、「ピローマン The PillowMan」「キレイちゃんとけだもの」「そは福の倚るところ（仮題）」が並んだ。

マーティン・マクドナーの戯曲を、小川絵梨子が翻訳、寺十吾が演出する「ピローマン The PillowMan」は、昨年5月に上演予定だったものの延期公演。3月17日から21日まで東京・俳優座劇場で上演され、2021年公演に出演予定だった石住昭彦、渡辺穣、瑞木健太郎、玉置祐也、原田翔平、井上百合子、古賀ありさが続投する。チケット販売は2月10日11:00にスタート。

7月30日から8月5日まで東京・シアターXで上演される「キレイちゃんとけだもの」は、故・岸田今日子が1981年にスタートさせた、大人と子供が楽しめる“円・こどもステージ”の第40弾。原作をニコラス・S・グレイ、上演台本を谷川俊太郎、演出を小森美巳が担い、出演者には吉見一豊、高橋理恵子、瑞木、冠野智美、石原由宇、清田智彦、井上、中野風音が名を連ねた。

10月7日から16日まで東京・吉祥寺シアターで上演される「そは福の倚るところ（仮題）」は、内藤裕子の新作。劇中では「南総里見八犬伝」を執筆した曲亭馬琴と、その息子の嫁で、馬琴の執筆を支えた路の物語が描かれる。