畑澤聖悟×札幌キャストがリメイク「背中から四十分」“道北オロロン街道編”

札幌座「背中から四十分～道北オロロン街道編」が、1月7日から12日まで北海道・シアターZOOで上演される。

畑澤聖悟の「背中から四十分」は、2004年に初演され、その後も上演が重ねられてきた演目。作中ではホテル最上階の一室を舞台に、中年男の相本と、彼に呼びつけられたマッサージ師・せつこの物語が展開する。真夜中にやって来たマッサージ師は、どこか様子がおかしい。2人きりの部屋で、40分のマッサージサービスが始まり……。今回の上演版では、物語の舞台を東北から北海道に移し、オール札幌キャストでリメイクする。出演者には札幌座より斎藤歩、磯貝圭子、熊木志保、そしてイレブンナインの上總真奈が名を連ねた。

演出を手がける畑澤は、公式サイトで「『オロロン街道沿いがいいんじゃない？』と提案したのは斎藤氏である。これはいい。『道北オロロン街道編』である。ニシンもヤン衆も石狩挽歌も出てきませんが、北の大地に日本海の荒波がぶつかる場末の温泉宿で、『死』と『癒し』を巡る物語を紡いでみたいと思う」とコメントしている。

※初出時、画像キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。