ヨーロッパ企画「九十九龍城」開幕、上田誠「魔窟で待ってる」

ヨーロッパ企画「九十九龍城」が、昨日12月18日に滋賀・栗東芸術文化会館SAKIRA（さきら） 中ホールで開幕した。

「九十九龍城」は、2019年に上演された「ギョエー！旧校舎の77不思議」以来、約2年ぶりとなる本公演。作・演出を上田誠が手がけ、音楽をキセルが担当する。劇団員の石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、劇団に新加入した藤谷理子のほか、金丸慎太郎、早織が出演。開幕に際し、上田は「2年ぶりの本公演でみなぎってます。異貌の魔砦・九十九龍城のあちこちで劇が輝いています。人生が宙返って空中に投げ出され、パチモノのなかで夢が踊り、悪人の顔面が中華スープに沈みます。ふたりの刑事が事件を追い、世界の秘密にふれる話です。魔窟で待ってる」とコメントした。

上演時間は約2時間。本作はこの後、全国各地で上演される。

※2022年1月25日追記：2月13日の愛媛公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。