「東京芸術祭2022」にて、野外劇「嵐が丘」が上演されることがわかった。
野外劇「嵐が丘」を手がけるのは
公演は10月17日から26日まで、東京・GLOBAL RING THEATREにて。オーディションの応募は1月5日から26日まで受け付けられる。なお「東京芸術祭2022」は、9月から11月にかけて開催される予定。
小野寺修二コメント
池袋の西口公園野外劇場グローバルリングシアターで公演をさせて頂けるとお話を伺って、野外でしか出来ない、スケールの大きなことをやってみたい、また屋内では表現出来ない自然との対峙を扱ってみたい、例えば嵐のような、嵐、、嵐、、という中で、タイトルから、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」を思い出したのでした。そして初めてじっくり手に取り読んでみたのですが、名作という認識、薄く知っていた「恋愛小説」の印象を大いに裏切る、登場人物が皆、わがままで口が悪く、あまりの度を超えた身勝手さにちょっと驚いたのですが、「悪人としか思えない人物を、魅力的に見せること」について、今興味があるのもあり、面白いものが出来るかもしれない、と思っております。僕自身は身体表現からの出発で、人物の造形も身体からのアプローチとなりますが、野外劇で、晒される生身身体をもってすると、「嵐が丘」に登場する破天荒過ぎるキャラクターも実現可能かもしれないと考えております。皆様のご応募を心よりお待ちしております。
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東京芸術劇場 @geigeki_info
2022年の「東京芸術祭」野外劇は小野寺修二演出「嵐が丘」(コメントあり) https://t.co/WoVQxRlR3v