リーディング公演「ローマ帝国の三島由紀夫」が、12月29日から31日まで東京・シアター風姿花伝で開催される。
これは舞台に関わる視点を交差させ、演劇の在り方を考える舞台芸術祭「東京crossing舞台芸術祭」の一環として上演されるもの。本公演では、第63回岸田國士戯曲賞最終候補作品となった
木村は本作について「『本は、僕たちの内の凍った海を砕く斧でなければならない』と言ったのは、たしかカフカだったかな。古川さんの書く本はまさにカフカの言う斧だ」と語り、「成河さんをはじめとする強者の俳優陣と、リーディングにはおさまらないリーディングで、そう、斧のような演劇を作ります」とコメントした。なお12月30日18:00開演回には、オンライン配信も行われる。
木村龍之介コメント
コロナの時代、演劇の再起動に必要なのは、現実を凌駕する強い想像力だ。そう思った時に、古川日出男さんのことが頭をよぎった。「本は、僕たちの内の凍った海を砕く斧でなければならない」と言ったのは、たしかカフカだったかな。古川さんの書く本はまさにカフカの言う斧だ。その斧が振り下ろされる時、僕らの凍った海は打ち砕かれ、生命への意志が目覚める! 再起動! ガツン!
成河さんをはじめとする強者の俳優陣と、リーディングにはおさまらないリーディングで、そう、斧のような演劇を作ります。
リーディング公演「ローマ帝国の三島由紀夫」
2021年12月29日(水)~31日(金)
東京都 シアター風姿花伝
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成河らが古川日出男「ローマ帝国の三島由紀夫」をリーディング、演出は木村龍之介(コメントあり)
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