父と息子の暴力の応酬、ももちの世界によるリーディング公演「黒いらくだ」

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ももちの世界 リーディング公演「黒いらくだ」が、12月12日に東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

ももちの世界 リーディング公演「黒いらくだ」チラシ表

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ももちの世界 リーディング公演「黒いらくだ」出演者

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これは、ももちの世界のワークショップ兼リーディング公演。「黒いらくだ」は、ももちの世界が2017年に上演した会話劇だ。舞台は、京都府伏見区にある団地。そこで暮らす坂本京子とその息子・透は貧しいながらも平穏な日々を送っていた。ある日、10年前に姿を消した父・建人が帰ってくる。それからというもの、父と息子の間で、すさまじい暴力の応酬が繰り広げられ……。出演者には青柳糸、岡本理沙、兼本得義、劇団東京ヴォードヴィルショーの喜多村千尋、演劇ユニット『あやとり』の河野こころ、鴇田直也、真臼ねづみ、りゃんめんにゅーろんの山本祐也が名を連ねた。

上演に際し、作・演出のピンク地底人3号は「今、読むと、あらゆる面でたどたどしく、幼い戯曲ですが、『初心に帰る』という意味合いで、この戯曲をワークショップの題材に選びました。しかし本作が当時の韓国映画から多大なる影響を受けて書かれた事を、演目が決まってから思い出し、途方に暮れています。当時の世界的な韓国の映画作家はポン・ジュノではなく、キム・ギドクでした。つまり、この戯曲を演出する上で、キム・ギドクは避けて通れないという事です。果たして戯曲を改変する事なく、2021 年に相応しい上演となるのか。一人では気が重すぎるので、ワークショップにご参加頂く俳優の皆様と一緒に考えたいと思っています」とコメントしている。

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ももちの世界 リーディング公演「黒いらくだ」

2021年12月12日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

作・演出:ピンク地底人3号
出演:青柳糸、岡本理沙、兼本得義、喜多村千尋、河野こころ、鴇田直也、真臼ねづみ、山本祐也

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