現代日本版「かもめ」の稽古に励む俳優たち描く、エリア51「カモメ」幕開け

エリア51による舞台「カモメ」が、去る12月3日に開幕した。

本作は、“社会に働きかけるものづくり”をテーマに活動するアートチーム・エリア51による公演。エリア51はアントン・チェーホフ作の「かもめ」を原案に、舞台を現代日本に置き換えた「家」「喪」「女 ME」を長期企画「KAMOME」として上演してきた。今回はその集大成となる。

劇中では、「かもめ」現代日本版の稽古に励む俳優たちの姿が描かれる。彼らは実生活でも、登場人物に似た筋書きをたどるのだった。作・演出を神保治暉が手がけ、出演者には神保のほか、門田宗大、高田歩、円井わん、原雄次郎、森田ガンツ、ボブ鈴木、土屋いくみ、うえきひろこ、トムキラン、福田周平、山崎まりあが名を連ねた。公演は7日まで、東京・浅草九劇にて。