本作は、石田が4年にわたり構想してきた“NEW STYLE舞台”。相撲部屋を舞台に、“笑い”をテーマにしたストーリーが展開し、アクションあり、ダンスあり、セリフなしの多彩なパフォーマンスが繰り広げられる。石田は、“しゃべらないけどうるさい感覚”で観客を虜にすることを目標にしているという。上演決定に際し、石田は「吉本興業の舞台として、そしてこれから『結 -MUSUBI-』のための常設の小屋を持つためにスタートしますので、一生懸命頑張りますので、是非笑いに来てください!」とコメントした。
主演を務めるのは劇団EXILEの
石田明コメント
今回の舞台はどのくらいの期間構想したものなのか
4年間ぐらいですかね、海外で勝負ができるような舞台をしたいということで、吉本興業の社員とこっそり動き出して韓国にショーを見に行ったり、「NANTA」というノンバーバルでお馴染みの言葉関係なしに楽しめる舞台の制作チームに時間を作ってもらってインタビューをしたりとリサーチしつつ今回に挑みました。
第一稿ができたのが3年前でどんどん変わっていって、元々は違うタイトルだったけれど「結 -MUSUBI-」になって、この台本は2020年の冬には書きあがってましたね。
吉本興業が作るものとして多分こんなに構想が長いものはなかなかないと思うので、結構前から進めていましたね。
なぜ、お笑いの武器である「しゃべる」「セリフがない」脚本にしたのか
漫才師ですから「言葉」というものに頼りきりで、僕自身は「しゃべり」と「動き」に自信があったので、自分の得意ジャンルの「しゃべり」を封印することで、「動き」だけで笑いを取れたり、感動させられたりできるかという、もうひとつ上のランクに行ってみたいと思い挑戦させていただきました。
メリット、デメリットは計り知れないほどあるので、言葉を封印することで今まで使っていなかった脳みそを使うということになるので、「これがまた新たに漫才にも使えるなぁ」、「持ち帰るものがたくさんあるなぁ」という今からワクワクしています。台本の書き方も初めてでセリフが一個もないため、全てト書きで書いていて「こんな台本見たことないなぁ」という台本になっていて、新しい石田の世界が作れたらなと思っています。デメリットは多いんですが、前向きな感情が強いので間違いなくおもしろくなるんじゃないのかなぁと思っています。
今回の見どころ
見どころが多すぎて困ってるんですよ! こんなことがあんねんなって!
大口たたいているわけではなく、ホンマにしゃべらないでんすけど、ホンマに誰もしゃべらないんですけど、うるさいっす!
常に何かが起きて、常にアクシデントがあって、面白かったり、楽しかったり、格好よかったり、驚きがすごかったり、いろんな
要素が詰まっていて、音楽があったり、ダンスがあったり、なんかエンターテインメイントが詰まっているなという感じ。見どころっていうと全部です!
演出家・石田明として一言
吉本興業の舞台として、そしてこれから「結 -MUSUBI-」のための常設の小屋を持つためにスタートしますので、一生懸命頑張りますので、是非笑いに来てください!
「結 -MUSUBI-」
2022年2月4日(金)~6日(日)
東京都 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
2022年2月11日(金・祝)~13日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
脚本・演出:
出演:
ステージナタリー @stage_natalie
ノンスタ石田明がセリフなしの“NEW STYLE舞台”に挑戦!主演は小野塚勇人(コメントあり)
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