来年1月2日から5日まで、
プーク人形劇場では寅年の始まりに「とらのこもりうた / みにみに劇場vol.1五味太郎」の2本立て公演が登場。「とらのこもりうた」ではサーカスでピアノを弾いていたとらが、年を取り、森の動物たちに弾いてあげようと森へ帰る様子が展開する。一方、絵本作家・五味太郎の世界を人形劇で送る「みにみに劇場vol.1五味太郎」では、かわいいさるのキャラクターが登場し、観客を和ませる。
また、紀伊國屋ホールでの宮沢賢治原作「オッペルと象」は、“働くこと”と“本当の自由”をテーマにした大型人形劇。南の国のある村で、地主オッペルに虐げられて働く百姓たちのもとにやって来た白像の姿が描かれる。本作は戦後の再建第1作目として上演されたほか、2019年には90周年記念作品として脚本・演出が一新されるなど、人形劇団プークの記念碑的作品となっている。なお、12月5日には「わたしの宮沢賢治祖 父・清六と『賢治さん』」の著者・宮沢和樹を迎えた講演会が、プーク人形劇場にて行われる。
人形劇団プーク「とらのこもりうた / みにみに劇場vol.1五味太郎」
2022年1月2日(日)~5日(水)
東京都 プーク人形劇場
「とらのこもりうた」
原作:立原えりか
脚色:川尻泰司
演出:柴崎喜彦
「みにみに劇場vol.1五味太郎」
原作:五味太郎(絵本館)
脚色・演出:岡本和彦
出演:岡本和彦、原山幸子、川尻麻美夏、小原美紗、山越美和
人形劇団プーク「オッペルと象」
2022年1月2日(日)~5日(水)
東京都 紀伊國屋ホール
原作:宮沢賢治
脚色・演出:井上幸子
ステージナタリー @stage_natalie
サーカスを引退したピアノ弾きのとらは…人形劇団プークの2本立てお正月公演
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