“小さな希望の芽が感じられる作品”、横山拓也×松本祐子「ジャンガリアン」開幕

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文学座「ジャンガリアン」が、本日11月12日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕した。

文学座「ジャンガリアン」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座「ジャンガリアン」より。(撮影:宮川舞子)

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「ジャンガリアン」は、iakuの横山拓也が作劇、文学座の松本祐子が演出する新作公演。横山と松本がタッグを組むのは、2019年に上演された企画集団マッチポイント「ヒトハミナ、ヒトナミノ」以来となる。

文学座「ジャンガリアン」より。(撮影:宮川舞子)

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物語の舞台は、大阪にある老舗のとんかつ屋。劇中では、とんかつ屋を営む一家に訪れた試練や、一家を取り巻く人々とモンゴルから来た留学生の交流が描かれる。出演者には、たかお鷹高橋克明、林田一高、奥田一平川合耀祐吉野由志子、金沢映実、吉野実紗が名を連ねた。

文学座「ジャンガリアン」より。(撮影:宮川舞子)

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開幕に際し、松本は「ささやかだけれど根深い、私たちの持つ違う何かへの違和感をどうしていったら良いのか、横山拓也さんの繊細で優しい筆致がゆるゆるとしかし確実に考えさせてくれます。違いを受け入れるための小さな希望の芽が感じられる作品です。どうぞ見にいらしてくださいませ」とコメントした。

上演時間は休憩ありの約2時間20分。公演は20日まで行われ、18日18:30開演回はStreaming+にてライブ配信される。

なおステージナタリーでは、文学座附属演劇研究所の2022年度第62期本科生の募集に向けた特集を展開中。本特集には、「ジャンガリアン」の演出を担う松本、キャストの奥田、川合のインタビューが掲載されている。

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松本祐子コメント

「ジャンガリアン」開幕しました!! 横山拓也さんが描いてくれた、大阪の下町のとんかつ屋さんを舞台にした人間模様。私たちは自分の常識とは違う何かに出会った時に、ついジロジロ見てしまったり、見てしまった自分を誤魔化したりして、日々をやり過ごしています。そうして気が付かないうちに、時には誰かを傷つけているかもしれない……。ささやかだけれど根深い、私たちの持つ違う何かへの違和感をどうしていったら良いのか、横山拓也さんの繊細で優しい筆致がゆるゆるとしかし確実に考えさせてくれます。違いを受け入れるための小さな希望の芽が感じられる作品です。どうぞ見にいらしてくださいませ。

文学座「ジャンガリアン」

2021年11月12日(金)~20日(土)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

作:横山拓也
演出:松本祐子
出演:たかお鷹高橋克明、林田一高、奥田一平川合耀祐吉野由志子、金沢映実、吉野実紗

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𝚂𝚘𝚛𝚊𝚗𝚐𝚎 @sk45353ams

【公演レポート】“小さな希望の芽が感じられる作品”、横山拓也×松本祐子「ジャンガリアン」開幕(コメントあり / 動画あり) https://t.co/Ihtk3a4gNt

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