大学生たちが学食で“討ち入り”の話し合い、平田オリザ作・演出「忠臣蔵・キャンパス編」

芸術文化観光専門職大学 CATパフォーミングアーツプロジェクト第1回公演「忠臣蔵・キャンパス編」が、11月6日から14日まで兵庫・芸術文化観光専門職大学 静思堂シアターで上演される。

CATパフォーミングアーツプロジェクトは、今年4月に開学した芸術文化観光専門職大学の学生たちが、準備から上演まで、いくつかのチームに分かれて取り組むプロジェクト。その第1弾となる今回は、同大学の学長を務める平田オリザの戯曲「忠臣蔵・キャンパス編」を、平田が自らの演出で立ち上げる。

「忠臣蔵・キャンパス編」は、「忠臣蔵」の討ち入りに至るまでの話し合いの過程が、大学の学生食堂を舞台にして描かれた作品。本作は鷹組と鶴組の2チーム編成で上演され、オーディションで選ばれた同大学の1期生12人に加え、青年団の岩井由紀子と高橋ルネが各チームに出演する。チケット料金は1000円で、学生、25歳以下、65歳以上は観劇無料となる。