iaku「フタマツヅキ」開幕に横山拓也「ユーモアと人間味溢れるやりとりが躍る」

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iaku「フタマツヅキ」が本日10月28日に東京・シアタートラムで開幕した。

iaku「フタマツヅキ」より。(撮影:木村洋一)

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iaku「フタマツヅキ」より。(撮影:木村洋一)

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「フタマツヅキ」は、横山拓也が代表を務める演劇ユニット・iakuの最新作。狭い市営団地を舞台に、噺家くずれのダメ親父と、2000年代に生まれ、夢を見る暇もなかった息子の姿が描かれる。なおiakuの作品では関西弁が多く用いられてきたが、今回は標準語で上演される。

iaku「フタマツヅキ」より。(撮影:木村洋一)

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作・演出を手がける横山は、開幕に際し、「静謐さを携えた舞台に、ユーモアと人間味溢れるやりとりが躍ります。ラストシーンの親子のやりとりにご期待ください」とコメント。また出演者のモロ師岡は「不器用なくせにプライド高く、人に迷惑かけても反省もしない本当にしょうもない落語家が主人公。まるで俺みたいってほっとけ! でも、そんな奴見て生きていくってしみじみ面白いもんだなあって観て欲しいなあ。多くの人に観て欲しいなぁ」と思いを述べ、杉田雷麟は「コロナ禍で難しい面もありましたが、横山さんを軸に皆で意見を出し合い、創り上げてきました。あとは全てを舞台にぶつけるだけです」と意気込みを語った。

本作にはそのほか、劇団俳優座の清水直子橋爪未萠里ザンヨウコ、オイスターズの平塚直隆、リリパットアーミーIIの長橋遼也、鈴木こころが出演。東京公演は11月7日まで行われ、その後、12日から14日まで大阪・ABCホールにて上演される。

横山拓也コメント

「噺家崩れのダメ親父」という登場人物が設定された瞬間に、コメディアンとしても活躍されているモロ師岡さんの顔が浮かびました。そんな父親と反目する息子、2000年代生まれの苦悩を内包する人物として、強い眼力を持った杉田雷麟くんがピッタリだと思いました。手練れのモロさんと初舞台のライルくん。この2人の親子が、妻であり母親である清水直子さんを挟んで繰り広げる熾烈な口論は見どころの一つです。世代による将来の定め方の違い、夢を見ること、仕事の概念、パートナーとの人生、など観る人それぞれに響くテーマが散りばめられています。静謐さを携えた舞台に、ユーモアと人間味溢れるやりとりが躍ります。ラストシーンの親子のやりとりにご期待ください。

モロ師岡コメント

不器用なくせにプライド高く、人に迷惑かけても反省もしない本当にしょうもない落語家が主人公。まるで俺みたいってほっとけ! でも、そんな奴見て生きていくってしみじみ面白いもんだなあって観て欲しいなあ。多くの人に観て欲しいなぁ。

杉田雷麟コメント

約1ヶ月稽古をしてきて、いよいよだなと思うと凄く楽しみで仕方ないです!

コロナ禍で難しい面もありましたが、横山さんを軸に皆で意見を出し合い、創り上げてきました。あとは全てを舞台にぶつけるだけです。

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iaku「フタマツヅキ」

2021年10月28日(木)~11月7日(日)
東京都 シアタートラム

2021年11月12日(金)~14日(日)
大阪府 ABCホール

作・演出:横山拓也
出演:モロ師岡杉田雷麟 / 清水直子橋爪未萠里ザンヨウコ平塚直隆、長橋遼也、鈴木こころ

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