“ミュージカル・アクション・コメディ”の集大成、劇団SET「太秦ラプソディ」本日開幕

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劇団スーパー・エキセントリック・シアター「ミュージカル・アクション・コメディ『太秦ラプソディ~看板女優と七人の名無し~』」が、本日10月22日に東京・サンシャイン劇場で開幕する。

劇団スーパー・エキセントリック・シアター 第59回本公演 ミュージカル・アクション・コメディ「太秦ラプソディ~看板女優と七人の名無し~」ビジュアル

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第59回本公演となる本作では、脚本を吉高寿男、演出を三宅裕司が担当。時代劇が衰退する中、自分の居場所を守るために奮闘する斬られ役の無名俳優たちと、彼らを支援する若手女優の姿が描かれる。

昨日21日に行われた取材会には、三宅、小倉久寛栗原功平、岡山玲奈が出席。栗原を主役に、岡山をヒロインに起用した理由について、三宅は「栗原は、真面目でストイックに役と向き合う劇団員。このストーリーにしたきっかけとも言える福本清三さんのことを、たくさん研究してがんばってくれると見込んで主役にしました。入団2年目の岡山は、殺陣も綺麗ですし、お芝居もきちんとしているので、現時点で彼女をヒロインにして良かったと思っています」と説明する。続けて、「小倉をキャスティングした理由を言いましょうか? 小倉は本物の劇団SETの看板俳優だからです」と答え、会場を沸かせた。

三宅のコメントを受け、栗原は「劇団の2大トップ(三宅、小倉)を差し置いて、主役をもらえて感謝しかありません」と感慨深い表情で語り、岡山は「入団2年目で大きな役をいただけたことは、もちろんとてもうれしいですが、がんばらないといけないなという気持ちです」と心境を明かす。今回、時代劇を愛する大部屋俳優役を演じる小倉は「客入れ音楽(開演前に流れる音楽)が人気時代劇のテーマソングなので、劇場に入った瞬間からワクワクすると思います。どこをとっても、どこを観ても面白い。全部見どころです」と自信をのぞかせた。

最後に三宅は「21歳から70歳までの劇団員全員にセリフがあります。SETでこういう形はとても珍しいですし、40年以上続けてきた劇団のチームワークをお見せできるお芝居になっています」とアピールし、「劇団SETの旗印である“ミュージカル・アクション・コメディ”の集大成です。ぜひ劇場に足をお運びください!」と観客に呼びかけた。

東京公演は11月7日まで。その後、12・13日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールで上演される。

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劇団スーパー・エキセントリック・シアター 第59回本公演 ミュージカル・アクション・コメディ「太秦ラプソディ~看板女優と七人の名無し~」

2021年10月22日(金)~11月7日(日)
東京都 サンシャイン劇場

2021年11月12日(金)・13日(土)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

脚本:吉高寿男
演出:三宅裕司
出演:三宅裕司、小倉久寛劇団スーパー・エキセントリック・シアター

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