本公演は、
上演に向けて谷は、「私たちは『演劇』=『他者の生を生きる、他者の視点を生きる』ことと捉え、演劇こそこの分断の世の中で対話と相互理解を進める可能性を秘めた芸術であると考えてきました。この題材を扱うことで、分断された個人の声を対話の場である劇場 / 演劇に持ち込み、耳を傾けたいと考えています」とコメント。さらに「極めてミニマルなスペースであるSTUDIO MATATU SHIN-OCHANOMIZUを上演場所に選び、演劇でしか感じられない繊細な息遣いと存在感を観客に提供します。また配信作品としては盗撮・接写・隠し撮りのアングルを多用し、あたかも『自分だけが誰もいない部屋を覗き込んでいる』感覚を表現します。演劇は劇場 / 生に限る、そんなことはわかっているが仕事や基礎疾患・高齢の同居家族がいるなど様々な理由で今は劇場に行けない人が多くいます。そんな人達にも質の高い配信作品を届けることで、あらためて『演劇は社会に必要である』というメッセージを発信したいと考えています」と語っている。
なお本公演はWキャストでの上演となっている。配信チケットについては続報を待とう。
DULL-COLORED POP vol.xx「TOKYO LIVING MONOLOGUES」
2021年11月10日(水)~28日(日)
東京都 STUDIO MATATU SHIN-OCHANOMIZU
作・演出:
出演:
ステージナタリー @stage_natalie
ダルカラが“分断された個人の孤独な声”描く「TOKYO LIVING MONOLOGUES」(コメントあり)
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