「French Circus Focus 2021 フランス×日本 現代サーカス交流プロジェクト『フィアース5』」が、本日10月9日に東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。
これは、フランスの現代サーカス界を牽引するラファエル・ボワテルが構成・演出を手がける作品。ボワテル率いるカンパニー ルーブリエは、2019年に「When Angels Fall / 地上の天使たち」で初の来日公演を果たした。今回の「フィアース5」では、同カンパニーの代表作「5es Hurlants」をベースに、ボワテルが選出した日本のサーカスアーティストたちによるパフォーマンスが披露される。
ボワテルは本作について「不屈の精神についての作品です」と話し、「ひとが皆、人生の旅路で経験する困難や試練、そして美や調和、成果を手に入れるために必要な精神力を具現化するには、サーカスしかありません」「パンデミックの影響で、このプロジェクトの創造過程は随分と難しいものになりましたが、忍耐力、結束力、そして芸術の3つによって、人間の本質が持つ美しい側面のいくつかを一つの形に仕上げました。ぜひ、皆様にお楽しみいただけましたら幸いです」とコメントした。
公演は10月11日まで。なお明日10日15:00開演回ではポストトークが実施され、ボワテルが登壇する。
ラファエル・ボワテル コメント
「フィアース5」は不屈の精神についての作品です。
それを表現するために、私は5人のサーカスアーティストの姿を描くことにしました。
ひとが皆、人生の旅路で経験する困難や試練、そして美や調和、成果を手に入れるために必要な精神力を具現化するには、サーカスしかありません。
この作品がフランスで作られてから6年が経った今、素晴らしい日本のアーティストたちと世田谷パブリックシアターのチームと共に、新しい「フィアース5」を創作し上演できることを、心から誇りに思っています。
パンデミックの影響で、このプロジェクトの創造過程は随分と難しいものになりましたが、忍耐力、結束力、そして芸術の3つによって、人間の本質が持つ美しい側面のいくつかを一つの形に仕上げました。
ぜひ、皆様にお楽しみいただけましたら幸いです。
世田谷アートタウン2021関連企画「French Circus Focus 2021 フランス×日本 現代サーカス交流プロジェクト『フィアース5』」
2021年10月9日(土)~11日(月)
東京都 世田谷パブリックシアター
演出・振付:ラファエル・ボワテル
出演:皆川まゆむ、長谷川愛実、杉本峻、目黒陽介、吉川健斗、山本浩伸、安本亜佐美
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【公演レポート】ラファエル・ボワテルと日本のサーカスアーティストが立ち上げる「フィアース5」開幕(コメント / 動画あり)
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