「花柳章太郎 追悼『十月新派特別公演』」が、昨日10月2日に東京・新橋演舞場で開幕した。
原作を伊原青々園、脚色を真山青果、演出を成瀬芳一が手がける「小梅と一重」では、一中節の師匠・宇治一重役を八重子、新橋の一枚看板の芸者・假名屋小梅役を雪之丞が演じる。なお、82歳の八重子は今回、一重役を初役で務める。北條秀司が作、大場正昭が演出を担う「太夫さん」は、京都島原遊廓を舞台にした作品。宝永楼の女将・おえい役を久里子、太夫を志す娘・きみ子役を藤山が務める。2人が「太夫さん」の新橋演舞場公演で共演するのは、約24年ぶりのこと。また、おえいときみ子を温かく見守る善助役には、田村がキャスティングされた。公演は10月25日まで。
「花柳章太郎 追悼『十月新派特別公演』」
2021年10月2日(土)~25日(月)
東京都 新橋演舞場
一、「小梅と一重」
原作:伊原青々園
脚色:真山青果
演出:成瀬芳一
キャスト
宇治一重:
澤村銀之助:
假名屋小梅:
二、「太夫さん」
作:北條秀司
演出:大場正昭
キャスト
※喜多村緑郎が体調不良により休演。これに伴い、当面の間、「小梅と一重」の澤村銀之助役を喜多村一郎、「太夫さん」の島原会旦那・岡野役を田口守が演じます。
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【公演レポート】水谷八重子が82歳で初役に挑む、花柳章太郎追悼「十月新派特別公演」幕開け
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