「市川海老蔵特別公演 アース&ヒューマン」の製作発表会見が、本日9月30日に東京都内で実施された。
製作発表会見には、海老蔵が出席。海老蔵は、長野県志賀高原での植樹活動プロジェクト「ABMORI」を実施してきたほか、環境問題に対してより広くアプローチする目的で、今年、NPO法人・Earth & Humanを立ち上げたことを話し、「そういった活動と同時に、私は舞台や歌舞伎をやっておりますので、そこをつなげて何かできないかと思い、企画しました」と本公演の経緯を述べる。また「衣装を新調しまして、『三番叟』では黒紋付ではなく素襖、『延年之舞』は紋付袴で舞います」と話す。
海老蔵は、今年の「ABMORI」に長女・市川ぼたん、長男・堀越勸玄と共に参加した。自宅でも2人と環境問題について話すことがあると明かし、「例えば、最近は雷が多い日や、急に雨が降ってくる日が増えたけど、昔はそういうことが少なかったんだよ、とか。また、今はペットボトルの水を買うのが当たり前になっているけど、パパが子供のときは、水道のお水を飲むのが普通だったんだよ、とか。そういうことを話すと、感心を持ってくれる。また、植樹活動は7・8年やっているのですが、彼らが小さい頃に植えた苗が、結構な高さになっているので、肉体的な体感もあるかと。僕は無関心でないことが重要であると思っていて、(環境問題に)意識を向けるということは、会話の中でも心がけています」と笑みを浮かべる。
また、公演の目的を「環境問題に対する意識化」と話し、「環境問題について、みんな気付いてはいるし、なんとなく知っているけど、意外と理解できていなかったりする。なので、『市川海老蔵特別公演 アース&ヒューマン』を通じて、その“意識化”の種を撒いていきたいんです。僕はあくまで二の次で、自然環境問題に対してフィーチャーしていきたい」と言葉に力を込めた。
公演は、10月28日に高知・弁天座、11月9日に静岡・富士市文化会館ロゼシアター、12日に福井・敦賀市民文化センター、14日に埼玉・飯能市市民会館、17日に千葉・森のホール21、19日に神奈川・相模女子大学グリーンホール、23日に東京・よみうり大手町ホール、24日に東京・たましんRISURUホール(立川市市民会館)で行われる。
「市川海老蔵特別公演 アース&ヒューマン」
2021年10月28日(木)
高知県 弁天座
2021年11月9日(火)
静岡県 富士市文化会館ロゼシアター
2021年11月12日(金)
福井県 敦賀市民文化センター
2021年11月14日(日)
埼玉県 飯能市市民会館
2021年11月17日(水)
千葉県 森のホール21
2021年11月19日(金)
神奈川県 相模女子大学グリーンホール
2021年11月23日(火・祝)
東京都 よみうり大手町ホール
2021年11月24日(水)
東京都 たましんRISURUホール(立川市市民会館)
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【会見レポート】市川海老蔵「僕はあくまで二の次」地球環境問題テーマの「アース&ヒューマン」
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