「セミヘブン」は、旗揚げ10周年を迎えた劇団しようよが送る、約3年ぶりの新作本公演。作・演出を
大原は「昨年受講した三重県での『戯曲アカデミア マスターコース』にて一年かけて書き上げた「セミヘブン」というタイトルの作品を、ここからさらにチューンアップしてお届けしたいと思っています」と説明しつつ、「今回、東京にて作品のクリエーションをしたいと思っています。出演してくださる方も、多くの方が関東の俳優さんです。関東の俳優さんと作品を作るとき、『言葉』を扱う危機感や責任感を、彼らが持っていることに気づかされます。その『言葉』を言うことによって、どんなことが起こってしまうのだろう、どんな影響を与えるのだろう、と、そんなヒリヒリとした感覚を彼らが持っているように感じます。そんな俳優さんと刺激的なクリエーションをしたいと思い、今回のキャスティングを決めました」と明かす。そして観客に向けて、「次の10年へ向け、劇団しようよのターニングポイントとなる作品になるよう仕掛けていきたいと思います。ご期待ください」とメッセージを送った。
大原渉平コメント
読んでくださっている皆様ありがとうございます。
劇団しようよの大原渉平です。この度、劇団しようよは旗揚げ10周年を迎えます。
そこで3年ぶりの新作本公演を上演したいと思います。
演目は、昨年受講した三重県での「戯曲アカデミア マスターコース」にて一年かけて書き上げた「セミヘブン」というタイトルの作品を、ここからさらにチューンアップしてお届けしたいと思っています。
京都で旗揚げした劇団しようよは、これまでいろんな地域の俳優と積極的に作品を作ってきました。そしてそこで感じたのは、俳優さんの持つ言語感覚が地域によって違う、ということでした。
今回、東京にて作品のクリエーションをしたいと思っています。出演してくださる方も、多くの方が関東の俳優さんです。
関東の俳優さんと作品を作るとき、「言葉」を扱う危機感や責任感を、彼らが持っていることに気づかされます。その「言葉」を言うことによって、どんなことが起こってしまうのだろう、どんな影響を与えるのだろう、と、そんなヒリヒリとした感覚を彼らが持っているように感じます。そんな俳優さんと刺激的なクリエーションをしたいと思い、今回のキャスティングを決めました。
まだ稽古もこれからです。戯曲のブラッシュアップもこれからです。何もかもがまだ生まれていない、これから生まれんとするこの時間を大切に捉えながら、準備を進めていこうと思います。
そして次の10年へ向け、劇団しようよのターニングポイントとなる作品になるよう仕掛けていきたいと思います。ご期待ください。
劇団しようよ「セミヘブン」
2021年12月
京都府 京都芸術センター 講堂
2022年1月
東京都 小劇場楽園
作・演出:
音楽・演奏:吉見拓哉
出演:西村花織、
ステージナタリー @stage_natalie
旗揚げ10周年迎えた劇団しようよ、3年ぶりの新作本公演「セミヘブン」(コメントあり)
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