ブルーエゴナクは、兵庫県豊岡市竹野町にて滞在制作し、昨年9月に上演した「ザンザカと遊行」で“声なき声”を扱い、今年2月には、俳優の声と音楽で構成されるオーディオ作品「Coincide 同時に起こること」を発表。今回の「眺め」ではそれらの発展形として、“声”がいかなる形式で上演性を担保し、舞台上の俳優や観客に対してどのような影響力を持つかを検証する。
作・演出を手がける
穴迫信一コメント
コロナ以後、僕は「時間」と「フィクション」について考えることが増えたように思います。
このフィクションのような事態が収まるのはいつになるのだろうと、遠い先の時間に想像を巡らせます。
同時に「時間」と「フィクション」はそれぞれ、演劇を構成する大きな要素であり、今作「眺め」の重要なモチーフでもあります。
「眺め」は過去編と未来編の連作になっています。演劇の原初的な体験、おもしろさに立ち還って、壮大でいてささやかな物語を描きました。
眼前の、現実の、絶 / 希望の表裏を反転させる瞬間を目指しています。それがほんの一瞬だけでも。
ブルーエゴナク 新作本公演「眺め」
2021年10月1日(金)~3日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場
2021年10月8日(金)~10日(日)
京都府 THEATRE E9 KYOTO
作・演出:
出演:
声:
※日高啓介の「高」ははしご高が正式表記。
ステージナタリー @stage_natalie
絶望と希望の表裏を反転させる瞬間を目指して、ブルーエゴナクの新作「眺め」(コメントあり)
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