「特別企画 鼓童創立40周年記念公演『巴』『鼓』『童』」が11月25日から28日まで、東京・Bunkamura オーチャードホールで上演される。
1981年のデビュー以降、国内外で活動する太鼓芸能集団・
また、「巴」の上演決定に伴い、ダイジェスト映像が鼓童の公式YouTubeチャンネルで公開された。本公演の演出を担う船橋裕一郎は、「太鼓は疫病退散、五穀豊穣、天下泰平、鎮魂など人間の営み、祈りとともにありました。コロナ禍という大変な状況下に私たちができることを自問自答する日々ですが、鼓童の太鼓の響きが、多くの方々の活力の一助になりますよう精一杯の音をお届け致します」と意気込みを語った。
船橋のコメント全文、「鼓」「童」の振付を手がける三浦康暉、出演者の新山萌によるコメントは以下の通り。
船橋裕一郎コメント
たいこのわらべ よろこび、囃す。
佐渡島で育まれ、長年にわたり受け継がれてきた楽曲から今まさに生まれたての楽曲まで、70代から20代のたいこのわらべたちが、この歳月を言祝ぎます。皆様からご協賛頂いた多数の提灯も舞台を華やかに彩り、各公演それぞれの演出にてお届けします。太鼓は疫病退散、五穀豊穣、天下泰平、鎮魂など人間の営み、祈りとともにありました。コロナ禍という大変な状況下に私たちができることを自問自答する日々ですが、鼓童の太鼓の響きが、多くの方々の活力の一助になりますよう精一杯の音をお届け致します。この喜びの時を皆様と共にご一緒できたら幸いです。
三浦康暉コメント
「鼓」では“ヒトヒ”、「童」では“興”を。
それぞれ違う集落から来る佐渡の鬼太鼓を元に創作いたしました。
“ヒトヒ”は現在も毎年祭りが行われている、今に生きる芸能を、“興”は人口減少や高齢化によって祭りを存続することができず、失われてしまった芸能を。
「鼓童の舞台に演目としてあげることで芸能を受け継いでいく。」烏滸がましいと言われればそれまでですが、そんなことをしていきたいのです。
新山萌コメント
「一打の説得力」「その太鼓の最大限の良い音を出す」「嘘のない自分で太鼓に向き合う」
40年間鼓童が大切にしてきたこれらの事を、この三作品のそれぞれの魅力で感じていただけると思います。
私自身が全身で浴びてきた、過去と現在、そして未来の"鼓童"を、全力で表現します。
「特別企画 鼓童創立40周年記念公演『巴』『鼓』『童』」
2021年11月25日(木)~28日(日)
東京都 Bunkamura オーチャードホール
演出:船橋裕一郎
「巴」
2021年11月25日(木)、28日(日)
特別出演:見留知弘
出演(予定):齊藤栄一、中込健太、住吉佑太、地代純、鶴見龍馬、米山水木、前田順康、木村佑太、平田裕貴、三枝晴太、詫間俊、新山萌、定成啓
「童」
2021年11月26日(金)・27日(土)
特別出演:
出演(予定):齊藤栄一、中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、三浦康暉、池永レオ遼太郎、北林玲央、前田順康、三枝晴太、山脇千栄、詫間俊、新山萌、野仲純平
「鼓」
2021年11月26日(金)・27日(土)
特別出演:
出演(予定):齊藤栄一、
ステージナタリー @stage_natalie
太鼓で疫病退散、鼓童が創立40周年記念公演で「巴」「鼓」「童」を披露(コメント / 動画あり)
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