「ボッチャの大きなりんごの木」は滝川の絵本作家デビューとなる作品。2017年、滝川はドラマ撮影中の自転車の転倒事故により脊髄を損傷し、以降、車椅子生活を送っている。リハビリを経て、テレビ番組のMCとして仕事復帰。8月24日に行われた東京パラリンピック開会式には、映像出演した。
滝川は「どんな障害にぶち当たっても、必ず未来があるんだ」というメッセージを込めて、絵本を制作。口にくわえたスティックを用い、タブレットで絵を描いた。絵本では、ロードバイクの大会に参加する、自転車が大好きなゾウのボッチャの姿が描かれる。
主人公の名前“ボッチャ”はパラリンピックの競技から取られたもので、「ボッチャは老若男女誰でも笑顔でできるスポーツ。僕のような重度の障がいがあっても挑戦できます。ボッチャがもつ可能性の広がりは、僕がかきたいテーマとも根底で繋がっているように感じます」と滝川はコメントしている。
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滝川英治が絵本作家デビュー「ボッチャの大きなりんごの木」発売(コメントあり)
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