地下鉄のホームで電車を待っていた裁判官の徳丸透は、15年前に捨てた息子・春(しゅん)が向かいのホームに立っているのを見つける。春の目が見えないことに気付いた裁判官は、赤の他人を装いながら「一緒に住まないか」と誘い……。
開幕に際し、藤井は「アナタが誰かのお気に入りの皿だとして、うっかり落とされ不本意ながら割れてしまったとして、がっかりしながら拾おうとした所、その肌を切ってしまった。みたいな。そんな作品になりました。鋭くなってしまった破片を拾おうとする手を愛おしむ話です」とコメントした。
上演時間は1時間30分を予定。京都公演は8月29日まで行われ、9月30日から10月4日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。東京公演分のチケット予約は8月29日にスタート。
幻灯劇場 第9回公演「盲年」
2021年8月27日(金)~29日(日)
京都府 京都芸術センター 講堂
2021年9月30日(木)~10月4日(月)
東京都 こまばアゴラ劇場
脚本・演出:
出演:村上亮太朗、橘カレン、松本真依、鳩川七海、本城祐哉、谷風作、藤井颯太郎
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【公演レポート】幻灯劇場「盲年」開幕、藤井颯太郎「鋭くなってしまった破片を拾おうとする手を愛おしむ」(コメントあり)
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