本作は、2019年の「アルプススタンドのはしの方」に続く高校演劇リブート企画の第2弾。劇中では補習のためにプールに呼び出された女子生徒2名と、水泳部員の女子生徒を中心に、先輩や先生たちの織りなす物語が紡がれる。このたび出演が明かされたのは、女子高生役を演じる濱尾咲綺、
濱尾は「私は今回の舞台が初舞台で右も左も分からない状態なのですが、こころとして、環境や自分に対しての葛藤、心の中の違和感などを、高校生なりに必死にもがいて今を生きている……そんな姿を高校3年生である私が等身大で表現していけたらなと思います」、宮崎は「チヅルは私の幼少期と考え方や行動がとても似ていて、本を読んでいても共感できる部分が沢山ありました。私の経験も活かして、私にしかできないチヅルを演じていきたいと思います」とコメント。
また仲吉は本作の登場人物について「みんな何か悩みを抱えていたり、自分の中で隠してる想いがあります」と分析し、「その悩みや想いを4人がぶつけ合う時に出る言葉にすごく大事な意味や大切な想いがこもっています。その言葉が観てくださるみなさんに伝わって何かの後押しや励みになるといいなと思います!」とメッセージを送る。さらに花岡は「『男』『女』というどうする事も出来ない括りに対して、でもどうにかしたいと悩む少女達の姿を観て、少しでも皆さんの青春時代を肯定することが出来たら嬉しいです」とコメントした。
「水深ゼロメートルから」は徳島市立高等学校演劇部によって発表され、第44回四国地区高等学校演劇研究大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)に輝いた。全国高等学校演劇大会に推薦されていたが、新型コロナウイルスの影響で大会自体が中止に。その後、本作は映像配信され、映画化もされた。公演は11月3日から7日まで、東京・「劇」小劇場にて。
濱尾咲綺コメント
この度、舞台「水深ゼロメートルから」で出島こころ役を演じさせて頂くことになりました。
私は今回の舞台が初舞台で右も左も分からない状態なのですが、こころとして、環境や自分に対しての葛藤、心の中の違和感などを、高校生なりに必死にもがいて今を生きている……そんな姿を高校3年生である私が等身大で表現していけたらなと思います。
今、誰もが環境の変化に苦しんでいる時ですが、観てくださった方々に前に進む勇気をお届けできるように、これからチームのみなさんと精一杯頑張ります!! 是非お越しください!!
宮崎優コメント
チヅル役を演じさせて頂きます。宮崎優です。
私は舞台経験がほとんど無いのですがこの高校演劇から話題になった素晴らしい作品に選んで頂き、嬉しい気持ちで一杯です。
チヅルは私の幼少期と考え方や行動がとても似ていて、本を読んでいても共感できる部分が沢山ありました。私の経験も活かして、私にしかできないチヅルを演じていきたいと思います。
仲間たちと最後まで全力で駆け抜けていきますので、宜しくお願い致します!
仲吉玲亜コメント
この度「水深ゼロメートルから」に参加させて頂きます、ミク役の仲吉玲亜です!
この作品はどこにでもいるような女子高生の話で、演じていても観ていてもすごく楽しく、高校生にとって親しみやすい作品になっていると思います。
ですが、みんな何か悩みを抱えていたり、自分の中で隠してる想いがあります。
その悩みや想いを4人がぶつけ合う時に出る言葉にすごく大事な意味や大切な想いがこもっています。
その言葉が観てくださるみなさんに伝わって何かの後押しや励みになるといいなと思います!
精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。
花岡すみれコメント
ユイ役を演じることになりました、花岡すみれです。
私自身、台本を読んだ時に「これは私の話だ」と思ったほど、多くの方とリンクする部分がある作品だと思います。
「男」「女」というどうする事も出来ない括りに対して、でもどうにかしたいと悩む少女達の姿を観て、少しでも皆さんの青春時代を肯定することが出来たら嬉しいです。
このご時世、思い切りやりたい事に取り組めず、新しい事をするのにも勇気がいる状況です。
しかし私にとっては、初めての舞台という大きな挑戦になります。
生で観る舞台だからこそ伝えられる事があると信じて、精一杯取り組みます!
「水深ゼロメートルから」
2021年11月3日(水・祝)~7日(日) ※濱尾咲綺の「濱」は異体字、宮崎優の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
東京都 「劇」小劇場
原作:中田夢花
演出:
出演:濱尾咲綺、
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小沢道成が高校演劇をリブートする「水深ゼロメートルから」キャスト発表(コメントあり)
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