NAPPOS PRODUCEによる舞台「トリツカレ男」が、10月16日から24日まで東京・こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロで上演される。
本作はいしいしんじの小説「トリツカレ男」(新潮文庫)を原作とした舞台作品。2007年と2012年にキャラメルボックスによる舞台版が上演されたほか、2009年にはアトリエ・ダンカンプロデュースによる音楽劇版も披露された。今回は過去のキャラメルボックス公演と同じく、
レストランでウェイターとして働くジュゼッペは、何かを好きになると寝食を忘れて没頭してしまうため、仲間から“トリツカレ男”と呼ばれていた。オペラや探偵、昆虫採集、外国語、三段跳びなどに熱中していたジュゼッペだったが、ある日彼は外国から来た少女・ペチカに恋をして……。出演者にはジュゼッペ役の
成井は本作について「『トリツカレ男』もラブストーリーですが、これほどピュアで、ストレートで、熱い物語は他にありません。迷っている人、苦しんでいる人に、ぜひ見に来てほしい。ジュゼッペの生きざまが、胸の中のモヤモヤを吹き飛ばすでしょう」と語っている。チケットの一般販売は9月4日にスタート。
成井豊コメント
「トリツカレ男」の初演は、今から14年前の2007年。自画自賛で恐縮ですが、お客様方から圧倒的なご好評をいただき、すぐに再演しました。人が人を好きになること。それは、九九や逆上がりのように、誰でもできることなのに、なぜかとっても難しい。誰もが迷い、苦しむ。だから、世の中にはラブストーリーが溢れているのでしょう。
「トリツカレ男」もラブストーリーですが、これほどピュアで、ストレートで、熱い物語は他にありません。迷っている人、苦しんでいる人に、ぜひ見に来てほしい。ジュゼッペの生きざまが、胸の中のモヤモヤを吹き飛ばすでしょう。吹き飛ばせるように、頑張ります。
NAPPOS PRODUCE 舞台「トリツカレ男」
2021年10月16日(土)~24日(日)
東京都 こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ
原作:いしいしんじ「トリツカレ男」(新潮文庫)
脚本・演出:
出演:
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ステージナタリー @stage_natalie
いしいしんじの小説をもとにした舞台「トリツカレ男」に野田裕貴・畑中智行ら(コメントあり)
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