これは、カナダの劇作家ジョン・マレルの戯曲「パレードを待ちながら」を、吉原豊司の新訳、
舞台は第二次世界大戦下のカナダ・カルガリー。男たちが名誉と栄光に駆られ、戦地に行進していく傍ら、5人の女たちは奉仕活動に励みながら、愛する男たちを待ち続けていた。しかし、戦争が長引くにつれ、彼女たちはあることを悟り始め……。
出演者には、いまむら小穂、
吉田陽子コメント
作者のジョン・マレルは、戦中戦後を生き抜いたカルガリーの人たちへのインタビューをもとにこの芝居を書きましたが、そのインタビューで作者がいちばん感じたのは、女性たちが持っていた“再生への力”だったようですね。この芝居では、銃後という非常時を生きる5人の女性たちの人間模様が描かれますが、彼女たちは実にウィットに富んでいて逞しいんですね。いま私たちはコロナ禍という“非常時”を生きていますが、私自身、演じながら彼女たちから、励まされている気がします。そんな思いを客席の皆さんと共有したいですね。
女優5人だけによる歌やダンスを交えたアンサンブルを是非、楽しんでほしい。女たちの生命力が舞台から溢れてくるような芝居にしたいですね。
劇団民藝「パレードを待ちながら」
2021年9月4日(土)~13日(月)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
作:ジョン・マレル
訳:吉原豊司
演出:
キャスト
キャサリン:いまむら小穂
ジャネット:
マーガレット:吉田陽子
イーヴ:金井由妃
マルタ:森田咲子
ステージナタリー @stage_natalie
第二次世界大戦下、愛する男を待ち続ける女たちは…劇団民藝「パレードを待ちながら」(コメントあり)
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