東京演劇アンサンブル、二人芝居「タージマハルの衛兵」を4通りの組み合わせで

東京演劇アンサンブル「タージマハルの衛兵」が、9月4・5日に埼玉・野火止RAUM、8日から12日まで東京・シアターグリーン BOX in BOX THEATERで上演される。

ラジヴ・ジョセフの戯曲「タージマハルの衛兵」は、2019年に小川絵梨子の演出、成河と亀田佳明の出演で日本初演された二人芝居。劇中では、霊廟・タージマハルを建設中のムガル帝国を舞台に、下っ端衛兵のフマーユーンとバーブルの会話劇が展開する。夜通し警備についている2人は、タージマハルに背を向け、沈黙のまま直立不動でいることを命じられていた。しかし、空想家のバーブルは黙っていられなくなり、フマーユーンに話しかけ……。

三木元太の演出で上演される今回は、4名の俳優により、4通りの組み合わせで上演される。出演者には、フマーユーン役の雨宮大夢と小田勇輔、バーブル役の和田響きと篠原祐哉が名を連ねた。上演時間は約1時間30分を予定。